高配当株の初心者が最初に買うべき銘柄の「考え方」を、実体験から話す。具体的な銘柄名はあえて言わない。でも読み終わったら、楽天証券のスクリーニングで自分で探せるようになる。それが目的だ。
俺が投資を始めたきっかけ|会社のDCで「なんとなく」選んだ日
投資を始めたのは、会社の企業型確定拠出年金(DC)がきっかけだった。
「何をどれに入れますか?」という書類が来て、よくわからないまま適当にチェックした。あのときの俺は、投資のことなんて何も知らなかった。
転機は同期だった。気づいたら周りが株の話をし始めた。NISA、高配当株、楽天証券。なんか知らん間にみんな動いてた。
遅れてはいけない気がして、楽天証券で口座を開いた。でもそこで止まった。
画面を開く。銘柄一覧を見る。何もわからない。怖い。めんどくさい。また明日でいいか。——この繰り返しが3ヶ月続いた。
「どうやって買えばいいかわからない」「こんなやり方で本当に合ってるのか」という不安が、最初の一手を踏み出せない本当の理由だった。
初心者が最初に買う高配当株|「知ってる会社」から始めるのは正解だった
俺が最初に買ったのは、ショーボンドでもなく、システナでもなかった。KDDIとオリックスだ。
理由は単純で、「知ってるから」だ。会社名を聞いたことがある、それだけだった。
初心者に「ショーボンドを買え」と言っても、多分無理だ。どんな事業か想像もできない会社の株を、数万円出して買える人間はそう多くない。
でも「KDDIって知ってる、auのやつやろ」なら買える。「オリックスってなんか聞いたことある」なら買える。
初心者が最初に買う銘柄の条件として、「知っていること」は立派な選定軸だ。
知っている会社なら、暴落しても「この会社がすぐ潰れることはないだろう」と自分で判断できる。それが「握り続ける力」になる。
俺が月3万円の配当を受け取るまでにやった3つのことにも書いたが、最初の銘柄選びよりも「買って持ち続けること」の方がはるかに難しい。

「知ってる会社」の中から高配当株を選ぶ3つのフィルター
ただし「知ってる会社なら何でもいい」というわけじゃない。知っている会社の中から、さらに絞り込む軸がある。
弱小電気工事士の俺が実際に使ってきたフィルターは3つだ。
✅ STEP 1|まず「でかい会社」を選ぶ(東証プライム・時価総額1兆円以上)
規模が大きい会社は、業績が一夜にして崩れにくい。知名度も高いから、暴落しても「この会社は消えない」と思いやすい。初心者が精神的に持ち続けるには、これが一番効く。
✅ STEP 2|財務が安定しているか確認する(自己資本比率40%以上・配当性向50%以下)
この2つは楽天証券の銘柄ページで確認できる。配当性向が低いほど「まだ増配できる余力がある」という意味になる。俺はここが50%を超えてる銘柄は候補から外す。
✅ STEP 3|連続増配の実績があるか確認する(5年以上が目安)
増配を続けてきた会社は、株主に対して誠実だったという証拠だ。過去が未来を保証するわけじゃないが、最低限の信頼の根拠にはなる。
この3つを楽天証券のスクリーニングで絞り込めば、候補は自然に見えてくる。「知ってる会社で、でかくて、財務がよくて、増配してる」——これが初心者の最初の一手だ。
irbankというサイトで各会社の配当推移・財務データを無料で確認できる。まず自分が知っている会社をirbankで調べてみることを勧める。
また、高配当株の基本を学べる動画も参考にしてほしい。俺が初心者の頃に見てよかったと思う内容だ。
誰も教えてくれなかった気づき|初心者が「大型株」から始めるべき本当の理由
「大型株を買え」という話は投資本にも書いてある。でも、本当の理由まで書いてある本は少ない。
💡 知れなかった気づき
初心者が大型株から始めるべき理由は「安全だから」じゃない。
「配当金をもらうという体験」を最短距離で積めるからだ。
口座に配当金が振り込まれる瞬間を一度でも体感すると、投資への脳の反応が変わる。「労働以外のお金が入ってきた」という体験が、資本家マインドへの切り替えスイッチになる。これを体験する前に小型株で損をすると、そのスイッチは永遠に入らない。
大型連続増配株は、「何もしなくても毎年配当が振り込まれる」という体験を届けてくれる。派手さはない。でもそれが初心者に必要なものだ。
この「体験」を積んでから初めて、小型株の暴落を「チャンス」として見られるようになる。配当が届き続けることを知っている人間だけが、暴落を恐怖ではなく仕込みとして捉えられる。
「大型株で体験を積む」→「小型株の急落を狙って仕込む」——この順番が全てだ。
この考え方の詳細は高配当株に小型株を混ぜる理由の記事にも書いた。合わせて読んでほしい。

この記事の続きは、noteの『年収350万・ローン5000万の俺が最初にKDDIを買った理由と、その後のポートフォリオ移行の全記録』に書いた。
毎月いくら投資に回してきたか、最初の配当がいくらだったか、小型株に移行したタイミングと判断基準——その数字と感情を全部開示している。残業2時間分で、俺が3年かけて気づいたことが全部手に入る。
大型株と小型株、増配しやすいのはどちらか
ここで一つ考えてほしいことがある。
売上が兆円規模の大企業が「来年10%売上を伸ばす」難易度と、売上1000億円規模の中小型企業が「来年10%伸ばす」難易度——どちらが現実的か。
| 企業規模 | 成長の難易度 | 増配のしやすさ |
|---|---|---|
| 大型株(兆円規模) | 極めて高い | 現状維持・微増が中心 |
| 中小型株(数百〜千億規模) | 比較的現実的 | 急増配の可能性あり |
大型株は規模が大きすぎて、10%成長自体がニュースになる。中小型株は、取引先が一つ増えるだけで売上が大きく跳ねることがある。
つまり、急増配・連続増配を狙うなら小型株に可能性がある。でもそれは土台ができてからだ。高配当株の買い時を判断する軸を身につけてから小型株を狙う順番が、長期投資を続けるための正しいルートだ。
Q.
初心者は最初から小型株を狙ってもいいですか?
A.
やめた方がいい。小型株はボラティリティが大きく、最初の暴落で精神が折れる可能性が高い。まず大型株で「配当が届く体験」を積んでから、市場ショック時の急落を狙って仕込む順番が正解だ。
投資は「貧乏です」と言い続ける戦略が正解だった
もう一つ、初心者に必ず伝えたいことがある。
投資していることは、周囲に言ってはいけない。
⚠️ 投資していると話すと起きること
・「じゃあ金あるやん」という目で見られる
・たかりや嫉妬が始まる
・「俺にも教えてよ」と責任を押しつけられる
「自分は貧乏です」というポジションを守ることが、投資を長く続ける上での生存戦略だ。
弱小電気工事士の俺が現場で生き残ってきた経験で言うと、職場で「投資してる」と言って得をしたことは一度もない。黙って続けるのが最強だ。
まとめ|初心者の銘柄選びは「順番」と「知ってる会社」が全てだ
ここまで読んでくれてありがとう。最後にまとめる。
✅ 最初の銘柄は「知っている会社」の大型株でいい
✅ 知っている会社の中から「財務良好・連続増配」で絞り込む
✅ irbankで配当推移と財務データを確認してから買う
✅ まず大型株で「配当が届く体験」を積む
✅ 体験が積み重なって初めて、小型株の暴落を「チャンス」と見られるようになる
✅ 投資していることは周囲に言わない。「貧乏アピール」が生存戦略だ
楽天証券は初心者がスクリーニングから財務確認まで一画面で完結できる。口座がまだない人はここから無料で開設できる。
俺が初心者の頃に読んで、考え方が変わった一冊だ。高配当株・連続増配株の基本を体系で学べる。楽天ルームにも置いてある。
俺が実際に買って使ってるものだけ楽天ルームに置いてる。スペック比較じゃなくて体験で選んでるから、気になる人は覗いてみてほしい。
「初心者 高配当株 選び方」でもっと詳しく知りたい人は、高配当株の選び方で失敗しない記事も読んでほしい。選定フィルターをさらに深掘りしている。

次のアクションは一つだけでいい。知ってる会社をirbankで調べてみることだ。
2回目のnote誘導はここ↓
年収350万・ローン5000万を抱えながら、毎月いくら投資に回せているか。その計算式と、初めてKDDIを買った日の判断基準を全部noteに置いた。自己流でやって「なんか違う」を繰り返すより、現場仕事の昼休み30分で読む方が速い。子供が寝てる深夜の1時間で、俺の3年分をまるごとスキップできる。
【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の投資・金融商品・サービスへの勧誘を目的としたものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。また、記事内の情報は執筆時点のものであり、将来の結果を保証するものではありません。




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