トヨタ株暴落でも俺が売らない理由|ガソリン車を愛する会社の本質

漢の銘柄分析

RAV4のガソリンエンジンが好きだ。あのムンムンした匂いも、踏んだ瞬間に体に伝わる振動も含めて。だからトヨタという会社が好きだし、株を持ち続けている。暴落してもそれは変わらない。

トヨタ株が暴落した、でも俺には「腑に落ちる理由」があった

2026年5月、トヨタが決算を発表した。純利益が前期比22%減の見通し。株価は年初来安値を更新し、ニュースは一斉に「トヨタ暴落」と騒いだ。

正直、俺も数字を見てドキッとした。でも5秒後には「あ、そうか」と思った。これは会社が壊れたわけじゃない。関税・円高・中東の地政学リスク・アルミ調達難。外から降ってきた嵐に叩かれているだけだ。

トヨタの本質は何も変わってない。変わったのは外部環境だけだ。それで売る理由にはならない。

同じような「外から来た暴落」をホンダが経験したとき、俺はどう判断したかをこの記事に書いた。読んでもらうと今回の俺の判断軸がもっとクリアになると思う。

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豊田会長のガソリン車愛と、EVという「足枷」の正体

豊田章男会長はガソリン車が好きだ。エンジンの匂い、フィーリング、音。それをはっきりと語ってきた人だ。

だから俺はこの会社が好きなんだと思う。「時代に合わせて電気に変えます」と無感情に宣言する経営者より、エンジンへの愛着を持った人間が舵を握っている会社の方が信頼できる。

ここで多くの人が見落としている視点がある。トヨタのEV出遅れは「失敗」ではなく、ガソリン車とHVで稼ぎ続けるための「意図的な選択」だった可能性が高い。欧米がEV一辺倒に走る中、トヨタはHVという「現実解」を守り続けた。そして今、EVの普及が予想を大きく下回り、HVに世界が戻ってきている。

カローラのガソリン車がHV一本化に移行している。ハリアーのガソリン車も受注停止が続いている。これを「EV化への転換」と読む人が多い。でも俺の見方は少し違う。

トヨタが目指しているのは「EV企業になること」じゃなく、「どんなエネルギー環境でも走り続けられる会社になること」だ。ガソリン・HV・PHEV・水素・EV、全方位でやれる会社はトヨタしかない。

EVが足枷だったんじゃなくて、EV一辺倒にしなかったことがトヨタの強さだったんだと思う。


RAV4ガソリン車に乗り続ける俺が感じる「本物の価値」

俺の車はRAV4のガソリン車だ。EVに乗り換える気はない。充電インフラが整っていない現場仕事の移動、大阪から帰省する長距離、息子を乗せての週末の外出。ガソリン車じゃないと話にならない場面が俺の生活には山ほどある。

そしてこれ、俺だけじゃないはずだ。現場仕事・地方在住・子育て世帯。日本の「普通の家族」は、まだまだガソリン車を必要としている。

✅ 充電インフラが整っていない地域・現場では今もガソリン車が現実解

✅ 長距離移動・急な遠出にはガソリン車の「給油3分」が圧倒的に強い

✅ 子育て世帯はトランクに物を詰め込む。HVのバッテリー搭載は荷室を圧迫する

✅ 中古市場ではEVより状態の良いガソリン車の方が今も人気が高い

世間がEVに騒いでいる間、トヨタはHVという「普通の家族が使える現実の車」を磨き続けてきた。それが今、世界に刺さっている。

暴落した今、弱小電気工事士の俺が出した答え

弱小電気工事士の俺が株を買うとき、一番大事にしていることがある。「この会社は10年後も存在しているか」という問いだ。

トヨタは存在している。100%の確信はないけど、他のどの自動車会社より確信に近い。世界で一番車を売って、全方位の電動化技術を持って、トヨタ生産方式という世界標準のモノ作り哲学を持っている。

ただし勘違いしてほしくないのは、「好きな会社だから買う」は投資の判断軸にならないということ。俺がトヨタを持ち続けるのは好きだからじゃなく、財務の安全性・配当の継続性・事業の本質的な強さを確認した上での判断だ。感情と投資判断は分けて考える必要がある。

暴落時に「買うか・売るか・持ち続けるか」を判断する軸は、俺の中に3つある。その軸の作り方と、今回トヨタにそれを当てはめたときの結論を、noteに全部書いた。

Q.

株が暴落したとき、どうやって「売るべきか・持つべきか」を判断すればいいの?

A.

「会社の問題か・外部環境の問題か」を切り分けることが最初のステップ。トヨタの今回の下落は関税・地政学・為替という外部要因が主因で、会社の競争力が落ちたわけじゃない。この切り分けができるかどうかで、暴落時の判断が180度変わる。具体的な判断フローはnoteに書いてある。

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この記事の続きは、noteの『暴落で売った俺と持ち続けた俺|弱小パパ投資家の判断軸を全公開』に書いた。

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トヨタが「ガソリンの匂い」を忘れない会社である限り、俺は持ち続ける

正直に言う。俺はトヨタ株でここまで含み損を抱えたことはなかった。画面を見るたびにちょっとだけ胃が痛くなる気持ちはある。

でも息子が生まれて、俺は「20年後に何をしている会社に投資するか」という目線が変わった。20年後も日本のどこかでRAV4みたいな車を作って、ガソリンエンジンの魂を残しながら時代に合わせた技術を積み上げているのは、たぶんトヨタだ。

息子がいつか車に乗る年齢になったとき、「パパはトヨタを信じて持ち続けた」と言えるくらいの判断をしておきたい。

🐾 パパ、RAV4でドライブ連れてってね。ガソリンの匂いでも慣れてあげる。

「好きな会社の株を持つ」は素人の発想だと言われることがある。でも「なぜ好きなのか」を財務と事業で説明できるなら、それは立派な投資の軸だと俺は思っている。

暴落時に「どの情報を見て・何を根拠に・どう動いたか」。その判断プロセスを自分の言葉で語れるようになるのが、薄給の現場仕事パパが投資で生き残る唯一の武器だ。

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この記事の続きは、noteの『暴落で売った俺と持ち続けた俺|弱小パパ投資家の判断軸を全公開』に書いた。

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