高配当株の銘柄選びで失敗した。「利回りが高い」だけで買った株が、翌年に減配した。その経験が俺の選株基準を根本から変えた。
この記事では、弱小電気工事士の俺が実際に使っている高配当株の選び方と、2026年に俺が注目している銘柄の「方向性」を紹介する。
具体的な投資比率・買い増しタイミング・俺のポートフォリオの実数字はnoteに書いた。無料エリアで読める部分と、有料エリアの棲み分けを先に言っておく。
「利回りだけで選んで大損した」という経験がある人、あるいは「どんな基準で選べばいいか分からない」という人に向けて書く。
高配当株で俺が最初にやらかした話
結果はわかると思う。翌年に減配された。
株価も下がって、配当も減って、二重にやられた。現場仕事で体力を削りながら積み上げた数万円が、あっという間に目減りした。あの時の感覚は今でも覚えてる。
なんで減配されたのか。調べたら分かった。その会社、配当を出すために借金をしていたんだ。財務が悲鳴を上げていたのに、俺は利回りしか見ていなかった。
高い利回りは「危険信号」である場合がある。市場が「この会社は配当を維持できない」と判断しているから株価が下がり、見た目の利回りが高くなっている——そういうケースが実際に存在する。
この失敗から、俺の選株基準は完全に変わった。利回りより「財務の健全性」と「増配の継続性」を最優先するようになった。
高配当株を選ぶ俺のフィルター|方向性だけ公開する
俺が使っているフィルターは7つある。全部を無料で詳細に開示するつもりはない。理由はあとで話す。
ただ、「何を見るべきか」という方向性だけは書く。
✅ STEP 1|配当利回りは「入口」にすぎない
利回りは最初のスクリーニングにしか使わない。高すぎる利回りは逆に疑ってかかる。俺がターゲットにする利回りの帯域には「理由」がある。その数字はnoteに書いた。
✅ STEP 2|財務の「体力」を見る
自己資本比率・負債比率・キャッシュフロー。この3つで会社の財務的な体力を測る。具体的に何%以上を合格ラインにするかは、銘柄のセクターによって変わる。一律の数字で判断すると、セクターによって別の罠にはまる。
✅ STEP 3|配当性向は「余裕の指標」だ
配当性向が高すぎると、業績が少し下がっただけで減配リスクが跳ね上がる。かといって低すぎる会社は「増配する気があるのか?」という別の問いが生まれる。この「適正帯域」の考え方がポイントになる。
✅ STEP 4|非減配・連続増配の年数を確認する
10年以上、配当を下げていない会社には理由がある。経営陣が「株主への約束」として配当を位置づけている企業文化がある。この年数の「足切りライン」は俺の中で決めている。
✅ STEP 5|時価総額は「流動性の保険」だ
小型株は利回りが高くても、売りたい時に売れないリスクがある。ローンと育児で現金が必要になる局面は突然来る。それを考えると流動性は外せない基準になる。
この5つ(残り2つは省略)を全部クリアした銘柄だけをポートフォリオに入れる。
⚠️ 注意:フィルターの「具体的な数値基準」を全部公開してしまうと、読んだ人が数字だけをコピーして機械的に当てはめる危険がある。フィルターは「なぜその数字なのか」という文脈とセットで使わないと、正しく機能しない。この「なぜ」の部分はnoteで書いている。

2026年に俺が注目している高配当株の「方向性」
特定の銘柄を「これを買え」と言うつもりはない。それは投資アドバイスになってしまうし、俺には資格もない。ただ、「どのセクターを、なぜ今見ているか」という視点だけは話せる。
金融セクター|金利上昇が追い風になる構造
日銀の利上げ局面で、銀行・保険・リースは収益が拡大しやすい構造になっている。俺のポートフォリオで金融セクターの比率が増えているのはこの理由だ。
ただし、金融セクター内でも「財務の質」には天と地ほどの差がある。同じ「銀行株」でも、地銀と3メガバンクでは安全性がまったく違う。どこをどの順で見るか、俺の判断基準はnoteで話している。
インフラ・通信セクター|不況に強いコアビジネス
電気・ガス・通信は、景気が悪化しても需要が消えない。その安定性が、長期保有の精神的な支えになる。
20年以上の連続増配を続けている通信企業は、「増配の文化」が経営に染み込んでいる証拠だ。配当を下げるという選択肢を、経営陣が心理的に取りにくい状態になっている。
💡 知れなかった気づき|「連続増配年数」は単なる実績ではなく「経営者のプライド」だ。20年以上増配を続けた企業のCEOは、自分の代で連続記録を止めることを極度に嫌がる心理が働く。財務分析では見えないこの「人間心理」が、安定高配当株の最大の護城河になっている。
医薬品・ヘルスケアセクター|高齢化社会の恩恵
日本の高齢化は誰も止められない。そのトレンドの恩恵を受けるセクターに少し比率を置いておくことは、長期投資家として意味がある判断だと俺は思っている。
ただし、製薬会社は新薬の特許切れで収益が急変する「崖」がある。このセクターの財務の読み方は、他のセクターとは少し違う視点が必要になる。
小型・中型の優待+高配当二刀流銘柄
配当利回り4%超に加えて株主優待があるタイプの銘柄は、「配当+優待の合算利回り」で考えると実質的な利回りが相当高くなるケースがある。
ただし優待は廃止リスクがある。「優待を当てにして買う」のではなく、「配当だけでも十分な基準を満たした上で、優待はボーナス」という考え方で俺はポジションを取っている。
Q. 銘柄選びは自分でできますか?入門者でも7つのフィルターを使えますか?
A. フィルターの「方向性」は誰でも使えます。ただし、具体的な数値基準をセクターの文脈なしに機械的に当てはめると、正しく機能しないケースがあります。俺がnoteで書いているのは「なぜその数字か」というセクター別の文脈ごとの基準です。ここが自力で判断できるかどうかの分岐点になります。
Q. 個別株ではなくETFじゃダメですか?
A. ETFは悪くありません。ただし「増配率の複利」を最大限に活かすには個別の連続増配株に軍配が上がります。ETFは銘柄が入れ替わるため、増配企業を長期で「抱き続ける」という戦略が取りにくい構造があります。俺のポートフォリオがどちらをどの比率で持っているかはnoteで書いています。

弱小電気工事士が高配当株を続けられる本当の理由
毎朝8時に現場に入る。昼はコンビニ飯。夜は残業が当たり前。帰ったら息子の夜泣き対応で睡眠は削られる。5000万円のローンの返済通知がスマホに来る。
そういう生活をしながら、なぜ投資を続けられているのか。
答えは単純だ。配当金が振り込まれる体験を一度でもすると、やめられないからだ。
月3万円の配当でも、家族での外食を「値段を見ずに注文できる」という体験が変わる。息子が生まれた今、その感覚の重みは前より全然デカくなっている。
高配当株は「一気に金持ちになる投資」じゃない。でも積み上げた先に、確実に「会社の給料以外の流れ」ができていく。配当金生活に必要な金額とリアルな到達年数は別記事で計算したので、そちらも読んでみてほしい。
俺がnoteに書いたこと、ブログに書けなかったこと
正直に言う。この記事で書いた内容は「地図の輪郭」だ。
7つのフィルターの具体的な数値基準。セクターごとの合格ラインの違い。俺が実際に保有している銘柄と、その比率。月ごとの配当入金の実績。5000万ローンの金利負担と配当収入がどう交差していくかのシミュレーション。
これらは全部、noteの有料エリアに書いた。
「自分の数字に当てはめて、明日から動ける状態」にするためには、地図の輪郭だけでは足りない。具体的な数字と、俺の判断プロセスが必要だ。それをnoteに全部置いた。
自己流で「なんとなく利回りが高い銘柄」を買い続けた結果、俺は最初の投資で損をした。あの時に誰かのリアルな判断基準を見ていたら、違う入り方ができていたと思う。
飲み会1回分の値段で、その判断基準を全部読める。自己流で数十万円を溶かすか、明確な基準を数千円で手に入れるか。どちらが合理的かは、計算するまでもない話だ。

まとめ|高配当株は「選ぶ基準」が全てだ
✅ 利回りの高さだけで選ぶと減配・株価下落の二重パンチを受けるリスクがある
✅ 財務の健全性・配当性向・増配年数の3軸でスクリーニングする
✅ 2026年は金融・インフラ・通信・ヘルスケアセクターに注目の理由がある
✅ 「連続増配年数」は財務数字には出ない経営者心理の最強の護城河だ
✅ 具体的な数値基準とセクター別判断フローはnoteで全公開している
弱小電気工事士の俺が、薄給と夜泣きとローンの重圧の中で、それでも高配当株を続けられているのは、「選ぶ基準」を持っているからだ。
闇雲に買うのではなく、フィルターを通した銘柄だけを持ち続ける。それだけで、投資の不安が確信に変わっていく。
あとは、始めるか始めないかだけだ。
楽天証券でのNISA口座の開き方と最初の一株の買い方は、別記事にまとめてある。証券口座がまだない人はここから読んでほしい。
投資を続けるために俺が使っているアイテム
高配当株の財務を自分で読めるようになりたいなら、簿記3級の参考書から始めるのが一番の近道だ。IRバンクの数字が「記号」から「言葉」に変わる体験は、投資の質を根本から変えてくれる。
その他の愛用アイテムは俺の楽天ルームにまとめている。随時更新中なのでブックマークしておいてほしい。
【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の投資・金融商品・サービスへの勧誘を目的としたものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。また、記事内の情報は執筆時点のものであり、将来の結果を保証するものではありません。




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