一条工務店の電気代と売電の真実

一条工務店の電気代が消えた│ダミーパネルと売電8000円の真実

マイホームとローン

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結論から言う。一条工務店に引っ越してから、電気代への恐怖が消えた。
賃貸時代の月平均電気代は約1万円。それが一条では夏に売電収入8,000円超になる月まで来た。
「オール電化で電気代が怖い」と思っているなら、電気工事士として住んでみた俺が、その不安を数字と現場目線で全部否定する。


賃貸の太陽光が、俺を騙していた

引っ越す前、太陽光パネルつきの賃貸に住んでいた。
「太陽光があるなら電気代は安いはず」くらいにしか思っていなかった。

太陽光パネルが屋根に設置された郊外の住宅

夏はエアコンをガンガン回しても3,000円台だった。「これはすごい」と素直に思った。
だが冬が来た途端、1万円を超えた。

「なんで?太陽光ついてるのに?」と思って初めて知った。冬は日照時間が短く、発電量がガタ落ちになる。太陽光は夏の武器であって、冬の救世主じゃない。

⚠️ そして一番頭に来たのはそこじゃなかった。売電で余った電気は大家の収入になる。俺の口座には1円も入らない。「太陽光があるから電気代が安い賃貸」は、発電コストをこちらが払い、売電利益は大家が受け取る仕様だった。

この経験があったから、一条工務店で5,000万のローンを決断したとき「電気代は本当に下がるのか」という疑いに変わっていた。


引っ越してわかった、数字の現実

結論、「電気代が下がる」んじゃない。「電気の仕組みが根本から変わる」が正確だ。

営業からもらった太陽光シミュレーション資料では、初年度の年間発電量は14,475kWh。自己消費・売電・蓄電池の年間メリット合計は平均で40万円超という試算だった。実際に住んでみると、この数字はほぼシミュレーション通りに推移している。

状況 電気代の実感
賃貸・冬(太陽光あり/売電は大家へ) 約10,000〜12,000円
一条・冬(うるケア+エコキュート・オール電化) 賃貸より安い月あり
一条・夏(売電ピーク月) 実質マイナス(収入超過)

賃貸での苦い経験があったから、この変化の意味がよくわかった。

うるケアが消したもの

暖色照明であたたかい雰囲気のリビング

冬、暖房をつけているのに肌が乾燥しない。空気がやわらかい。

嫁が先に気づいた。「息子の肌、荒れてないね」って。

加湿器の水補充がなくなって、あなたが息子といる時間増えたよね

賃貸では冬になると加湿器を3台フル稼働させていた。電気を食って、水を補充して、フィルターを掃除して。それが全部いらなくなった。夜泣き対応で寝不足のときに「あ、水補充しなきゃ」がなくなる。それだけで少し余裕が生まれる。

💡 うるケアは外気を取り込みながら加湿して暖める仕組み。加湿器代・電気代・手間が丸ごとなくなる。「追加コスト」ではなく「既存コストの消滅」として捉えると正確だ。


電気屋の目線でようやく気づいた「ダミーパネル」の正体

結論、うちの屋根には配線されていない「ダミーパネル」が乗っている。これは手抜きじゃなく、売電メリットを最大化するための設計だ。

屋根の上で太陽光パネルを設置する作業員

これ、電気屋として現場に入っている俺でも、最初は意味がわからなかった。屋根をよく見ると、配線がつながっていないパネルが混ざっている。

「なんでダミーを乗せるんですか?」と営業に聞いたら、こう言われた。

「これ以上乗せると産業用扱いになって、余剰電力を優先的に買い取ってもらえなくなるからです」

発電容量を意図的に9.9kW未満に抑えるために、あえてダミーパネルを乗せている。屋根面積を最大限使いながら、住宅用の売電メリットを維持する設計だ。実際、営業からもらったシミュレーション資料にも「10kW未満申請」と明記されていた。

💡 太陽光の売電制度は「10kW未満(住宅用)」と「10kW以上(産業用)」で仕組みが変わる。住宅用は余剰電力を固定価格で10年間買い取ってもらえる。だから一条は13kW超のパネルを乗せながら「9.9kW申請」にしてある。「なぜ13kWなのに9.9kWなのか」ではなく、「9.9kWで申請するために13kW乗せた」が正しい見方だ。

住宅展示場でも、ほとんどのブログにも書いていない。でも電気屋目線で屋根を見れば、ダミーだと一目でわかる。

⚠️ ただし正直に言うと、デメリットもある。よく晴れた日、運転中に太陽光パネルの反射光がかなり眩しく感じることがあった。それと、家によってはダミーパネルが縦1列にまとまっていて、外から見て明らかに浮いて見えるケースもある。うちは1枚だけだから目立たないが、これから建てる人は「ダミーの配置も設計段階で確認した方がいい」と伝えたい。

ちなみに営業に聞いたところ、売電価格がシミュレーションの9割を下回ったら保証してくれる制度があるらしい。うちの場合、実績はシミュレーション通りに推移している。この設計思想を知ると、会社への信頼感が変わった。

一条の電気図面そのものにも、最初は面食らった。図面の読み方はこちらの記事でも書いている。

一条工務店の電気図面|電気工事士でも最初は意味わからんかった話
一条工務店の電気図面は新JIS規格と別物。電気工事士の施主が図面の読み解き方とiPad活用術を全公開。

ここまでの数字と設計思想は、俺が今まさに経験しながら書いている話だ。ただ、打ち合わせで図面がどう戻されたか、売電シミュレーションと現実のズレをどう確認したか、月5,000円を実際どう投資に回しているかは、あなたの契約状況や地域によって変わってくる。

  • 電気工事士として打ち合わせに臨んだ俺が経験した「図面が戻る」現実
  • 売電シミュレーションと実績のズレ確認・電力プランの選び方
  • 月5,000円を「配当金」として再投資に回す判断フローと計算式

残業1時間ちょっとの値段で、一条オーナーが見落としがちな電気設計の全貌が手に入る。読んで共感で終わりじゃなく、明日の打ち合わせから動ける内容にした。

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月5,000円浮いた分の使い道

ブレーカーパネルを扱う電気工事士の手元

5,000万のローンは変わらない。毎月の返済額も変わらない。ただ、電気代が下がった分だけ毎月のキャッシュフローが変わった。

俺はこの5,000円を「家が生んだ配当金」だと思うようにしてる。

嫁と別会計にしているから、電気代が変わると俺のキャッシュフローが直撃する。その差分を高配当株の買い増しに回せるかどうか。弱小電気工事士には、それくらいの積み重ねしかない。でも、積み重ねはできる。

節約できた分をどう運用するかは、繰上げ返済よりiDeCoが正解な理由でも書いた話とつながってくる。

繰上げ返済よりiDeCoが正解な理由|5000万円ローンを抱えるパパの家計戦略
5000万円ローンを抱える電気工事士パパが繰上げ返済をゼロにした理由。変動1%時代にiDeCoの節税が圧倒的に得な数字を全公開。 

浮いたお金の使い道としてもう一つ、電気代・光熱費まわりの節約グッズを探しておくのも悪くない。


✅ Q. ダミーパネルがあると発電量は減りますか?

A. いいえ。ダミーパネルは配線されていないだけで、実際に発電に使われるパネル(kW数)は別に確保されている。屋根の見た目上の枚数と発電容量は別物として考えていい。


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まとめ:電気代の正体は「設計の質」だった

✅ 賃貸の太陽光は大家が売電収入を受け取る仕様――俺は発電コストを払うだけだった

✅ 一条の夏は売電収入が8,000円を超える月がある

✅ うるケアで加湿器3台・水交換ゼロになった

✅ ダミーパネルは「9.9kW未満申請」のための意図的な設計。反射光の眩しさなど正直な弱点もある

✅ 月5,000円浮いた分を「家が生んだ配当金」として投資に回してる

電気屋目線で経験した図面のやり取り・売電実績とシミュレーションのズレ・投資への回し方の判断フローは、ブログでは書ききれなかった。気になる人は上のnoteで先に確認してほしい。

季節柄、夏の電気代対策グッズを探すならこちらもチェックしてみてほしい。

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【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の投資・金融商品・サービスへの勧誘を目的としたものではありません。電気代・売電収入は地域・季節・使用状況によって異なります。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。また、記事内の情報は執筆時点のものであり、将来の結果を保証するものではありません。

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