暴落が来たとき、動ける人間と動けない人間がいる。
差は「度胸」でも「センス」でもない。暴落前の準備だけだ。
5000万円の変動金利ローンを抱えながら高配当株に投資し続ける俺が、実際にやっている「暴落を買い場に変える思考と4つの準備」を書く。
暴落はなぜ起きるのか|企業の実力と株価がズレる瞬間
世界では、予測できない出来事が繰り返し起きる。
感染症、関税ショック、地政学リスク。そのたびに「現金が必要だ」という人が増えて、売りが売りを呼び、株価が短期間で大きく落ちる。
⚠️ ひとつ正直に言わせてほしい。暴落の裏には、本当に苦しんでいる人がいる。5000万のローンを背負って息子を育てながら、俺もそういうニュースを人ごとには思えない。だから「暴落最高!」とは軽く言いたくない。
ただ投資家として冷静に見ると、財務が強い会社の株が「恐怖だけ」で売られる瞬間が生まれる。それが高配当株の本物の買い場になる。
つまり、売られた理由が「会社の業績悪化」ではなく「市場全体の恐怖」なら、企業の実力と株価の間に大きなズレが生まれる。
そのズレが、バーゲンセールの正体だ。
含み損でも「バーゲンセール」と思えた理由
正直に言う。今も含み損がある。
買い向かったけど、その後もさらに下がった。買い増しの余力も今はほぼゼロだ。
それでも怖くない理由がある。
💡 知れなかった気づき|含み損は「損」じゃない
高配当株の含み損は「損失」ではなく「将来の配当原資が増えた状態」だ。株価が下がっても配当額は変わらない。つまり同じ配当をより安く仕込めた=利回りが上がった、ということになる。
含み損が深いほど、次に受け取る配当の利回りは高くなっていく。これがインデックス投資との本質的な違いだ。
🔒 |ここはnoteにしか書けない
「どの銘柄をどの利回りで拾うか」という具体的な指値の基準、そして「5000万ローンを返しながらでも機能するリスク許容度の計算式」──ここはブログには書けない。
俺が関税ショック・イランショックで実際に動いた銘柄・指値・含み損の具体的な数字は、noteに全部置いてある。
配当月収1万円の俺が暴落の夜にiSpeedで何を確認して、どの銘柄にどう動いたか。体験の全貌をnoteに書いた。読んで共感で終わりじゃなく、明日自分のウォッチリストを作れる内容にしてある。
暴落を買い場に変える4つの準備
準備した人間だけが、暴落を笑える。俺がやっている4ステップを順番に書く。
✅ STEP 1|財務フィルターを通過した「買い候補リスト」を平時に作る
暴落の最中に財務分析をしようとしても、感情が邪魔をして無理だ。だから静かな今のうちに「これは買っていい」と決めた銘柄をリストに入れておく。チェック軸は3つ。自己資本比率40%以上・営業キャッシュフローがプラスで安定・10年以上の連続増配実績。この3つをクリアした銘柄だけを入れる。
ちなみに、このリストは固定じゃない。直近でもヤマハ発動機や三晃金属みたいな銘柄が新しく候補に加わった。リストは一度作って終わりじゃなく、平時に更新し続けるものだ。
✅ STEP 2|楽天iSpeedのウォッチリストに候補銘柄を登録しておく
暴落が来たとき、ウォッチリストを開けば「どの銘柄がいくら落ちたか」が一目でわかる。俺はここに財務フィルターを通過した銘柄だけを入れている。緑に染まった画面が「買っていい下落か」の判断を自動的に助けてくれる。
✅ STEP 3|投資予算を「即投入枠」と「追加余力枠」に分けておく
全力で買うのは禁物だ。予算の6割で最初の買いを入れて、残り4割は「さらに下がったとき用」として残す。この設計があるだけで、精神的な余裕がまったく変わる。俺が最初の暴落で失敗したのは、この余力枠を作っていなかったからだ。
✅ STEP 4|銘柄ごとの「通常利回りレンジ」を把握しておく
その銘柄が普段どのくらいの利回りで推移しているかの感覚を持っておく。そのレンジを外れて利回りが高くなったとき、それが割安のサインだ。「普段は2%の銘柄が今日だけ3.5%になっている」という瞬間が、必ずくる。

弱小電気工事士が暴落で失敗した話
正直に話す。最初に大きな暴落に遭遇したとき、俺は完全に焦った。
「今が底だ」と思って、その月の投資予算を一気に全部突っ込んだ。
こっちゃんの散歩中もスマホを覗いては閉じる、そんな毎日だった。
あのときに足りなかったのは2つだ。「これは買っていい下落か」という判断基準と、「まだ下がっても追加で動ける余力」。
この2つがなかったから、暴落を活かすどころかメンタルを削って終わった。
⚠️ 暴落で失敗する人の共通パターン
「今が底だ」という感情で全力投入 → 追加余力ゼロ → さらに下落 → メンタル崩壊
このパターンを防ぐのは、事前の「予算分割ルール」と「フィルター済みリスト」だけだ。
今振り返ると、足りなかったのは判断基準だけじゃなかった。
普段の生活費の余りをただ投資に回すだけじゃ、本当に踏ん張るべき瞬間に握れる現金が足りなくなる。
暴落とか関税ショックとか、正直あまり気持ちのいい話じゃない。弱肉強食と言ってしまえばその通りだけど、そういう場面でちゃんと動けるかどうかは、平時にどれだけ「そのための予算」を意識して残しておけるかで決まる。これは今だから言えることだ。当時の俺には、その発想がそもそもなかった。
あの頃は、暴落のたびに嫁に何も言えなかった。でも今は違う。
嫁に投資をしろと言ったことは一度もない。ただ、こういうタイミングで「資産運用も悪くないかもね」と、態度で伝えるようにしている。

FAQ|暴落時の高配当株についてよくある疑問
Q.
暴落したとき、高配当株はすぐ売った方がいい?
A.
売る理由が「株価が下がったから」なら、答えはノーだ。財務が強い会社を選んでいれば、株価の下落は「配当利回りが上がった状態」にすぎない。売るべきタイミングは「配当が減った」「財務が悪化した」そのときだ。
Q.
ローンがあっても暴落時に買い増しできる?
A.
できる。ただし「生活防衛資金が確保されている」が絶対条件だ。ローンの月返済額×18ヶ月分の現金は絶対に動かさない。その上で余剰資金を投資に回す。この順番を崩すと、暴落のたびに株を売る羽目になる。
まとめ|暴落で動ける人間に必要なもの
結論はシンプルだ。
✅ 財務フィルターを通過した銘柄リストを平時に作る
✅ 楽天iSpeedのウォッチリストに候補銘柄を登録しておく
✅ 投資予算を「即投入枠6割」「追加余力枠4割」に分ける
✅ 銘柄ごとの通常利回りレンジを把握しておく
✅ 生活防衛資金(月支出×18ヶ月)は絶対に手をつけない
✅ 暴落のような「弱肉強食イベント」のための予算は、平時から意識して残しておく
これが揃っていれば、暴落が来たとき「バーゲンセール始まったな」と思える。
揃っていなければ、「どうしよう」で終わる。
弱小電気工事士の俺でも、この準備があるから含み損を抱えながら買い増しを続けられている。
ただ、暴落への向き合い方は、今回の1本で語り尽くせるものじゃない。イランショックも関税ショックも、俺にとっては通過点の一つでしかなかった。暴落はこれからも何度でも来る。そのたびに同じ不安に戻ってしまうのが、一番もったいない。
だから、暴落だけじゃなく、薄給時代から這い上がってきた判断と失敗の全部を、1本の記事じゃなく「まるごと」渡せる形にしたいと思って、マガジンを作った。
対象は、暴落のたびに「今回は今までと違う気がする」と不安になって、結局何も動けずに終わる人だ。知識はあるのに、いざその場面になると毎回振り出しに戻ってしまう人に向けて作った。
1本の記事だけ読んでも「なるほど」で終わる。でも、暴落を何度も越えてきた判断の積み重ねを順番に追うことで、初めて「次の暴落でも自分は動ける」という確信に変わる。それが単発の記事にはない、マガジンだけの価値だと思っている。
このマガジンには、暴落を含めてた判断と失敗が入っている。読めば、次に暴落が来た時、今日と同じ不安をもう感じずに動けるようになる。価格は16,800円。
楽天証券で暴落の買い場通知を仕組み化する
銘柄リストの管理から株価アラートの設定、配当の入金確認まで、全部楽天証券でやってる。
目標利回りになったら通知が来る設定にしておくだけで、感情のブレがかなり減った。
暴落はいつ来るかわからない。準備は静かな今日のうちに終わらせておく方がいい。
暴落で動じなくなったのは、この1冊のおかげだ
「なぜ暴落のたびに人は感情で動いてしまうのか」を、理屈として理解できた一冊がある。
長期投資の合理性と、市場心理に振り回されない考え方がここに詰まっている。暴落のニュースを見る目が、これを読む前と後で全然違ったものになった。
俺が実際に読んで投資の判断軸が変わった本はこちらのページにまとめてある。

【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の投資・金融商品・サービスへの勧誘を目的としたものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。また、記事内の情報は執筆時点のものであり、将来の結果を保証するものではありません。





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