楽天グループ株(4755)、配当ゼロでも俺は買うと決めた理由がある。正直に言うと、まだ買ってない。今年のボーナスで100株買う予定だ。高配当株フィルターで「×」を出した銘柄を、なぜそれでも買おうと判断したのか。その答えはここにある。
楽天グループ株主優待×povo|無配でも「買う」と決めた理由
弱小電気工事士の俺が5000万円のローンを背負いながら投資を続けていると、固定費の削減に対する感覚が研ぎ澄まされてくる。毎月の通信費1,000円でも、年間1万2,000円。それが10年続けば12万円だ。
楽天グループ株(4755)は、高配当株フィルターで正直に判定した記事では「今は買わない」という結論を出した。でも今回はまったく別の切り口の話だ。「配当を待つ銘柄」ではなく、「優待で固定費をゼロにする銘柄」として持つ——これは投資戦略として成立するのか。数字で全部計算する。
配当ゼロの株を「ゴミ」と切り捨てる前に、株主優待の経済的価値を年換算してみてくれ。話はそこから始まる。
楽天グループ(4755)株主優待の内容を2026年版で整理する
2026年時点の楽天グループ株主優待は以下の通りだ。
| 条件 | 優待内容 |
|---|---|
| 100株以上保有(2025年12月末基準) | 楽天モバイル 音声+データ30GB/月を6ヶ月間無料 |
| 継続保有特典(2025年12月末+2026年6月末) | さらに6ヶ月間無料(合計最大12ヶ月無料) |
| 対象プラン | 音声通話+データ30GB/月(株主優待専用eSIM) |
| 申込方法 | 株主優待専用サイトから申込み(通知書記載のID・PW使用) |
| 注意点 | 楽天会員登録(無料)が必要・18歳未満は別途手続き要 |
継続保有特典を使えば、年間12ヶ月間タダで楽天モバイルの回線が使える。通常プランなら月3,278円かかる回線が、1円もかからない。
【知れなかった気づき】株主優待の「経済的価値」は利回りに換算して考えるのが正しい
楽天モバイルの通常料金(30GBプラン)は月3,278円。年間で受け取れる優待価値は約3万9,000円超。100株の購入コストは現在の株価720円前後なら約72,000円。年間優待価値÷投資コストで実質「優待利回り」を出すと、約55%という数字になる。配当利回り0%の株がこの数字を叩き出している。これを「ゴミ株」と切り捨てる前に、一度立ち止まって考えてほしい。
ただし、ここで思考を止めてはいけない。俺がこの優待を「買う」と決めた本当の理由は、povoとの組み合わせにある。そして、最終的に何を根拠に「今年買う」と決断したのか、その判断フローはここでは書かない。
年6万円浮いた通信費の使い道と「買う」と決めた判断フローをnoteで全公開(2,980円)▶
実は俺、以前ソフトバンクから乗り換えて月5,000円の通信費を浮かせている。年間にすると6万円、2年で12万円。これだけで楽天グループ100株分の予算がまるごと貯まる計算だ。残業3時間分の時給を投資判断に変える、その全部の流れをnoteに書いた。

楽天株主優待×povo2.0の組み合わせが「最強」な理由(予定)
ここが本題だ。俺がこの優待に価値を感じている理由は「楽天モバイル単体で使う」ためじゃない。今すでに0円で運用しているpovo2.0と組み合わせることで、通信費の構造を根本から変えられるからだ。
povo2.0とは何か
povo2.0はKDDIが提供する基本料0円のサービスだ。自分でトッピングを追加しない限り、毎月の支払いはゼロ。ただし180日以内にトッピング購入が必要で、完全ゼロのまま放置するとSIMが解約される。
デュアルSIM対応のスマートフォンなら、楽天モバイル優待SIMとpovo2.0を同時に刺せる。
組み合わせの実際の動き方(買った後の運用予定)
✅ STEP 1|楽天モバイル優待SIM(eSIM)をメイン回線として使う予定
100株買った後、優待で受け取る楽天モバイルのeSIMを6ヶ月間メイン回線として使う計画だ。音声通話+30GBデータ付きで月0円。普段使いはこれ一本で回る想定。
✅ STEP 2|povo2.0はそのままサブ回線として維持する(今も月0円)
povo2.0はau回線なので、楽天モバイルの電波が弱い地下・地方・混雑エリアでの保険として機能する。今すでに基本料0円のまま維持していて、半年に一度990円の3GBトッピングを入れるだけでSIMを残せている。
✅ STEP 3|優待6ヶ月終了後もpovo×次の優待で継続する予定
継続保有特典を満たせばさらに6ヶ月間延長される。12ヶ月間の優待終了後は、povo2.0単体をメインに切り替えて月数百円〜990円で維持する選択もある。
⚠️ 注意点:楽天モバイル優待SIMは「特別仕様eSIM」のため一部機能が使えない場合がある。また優待SIMはRakuten最強プランのSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象外だ。通常の楽天モバイル契約とは別物と理解しておくこと。
通信費の年間コスト比較
| パターン | 年間コスト |
|---|---|
| 大手キャリア(月7,000円) | 84,000円 |
| 楽天モバイル単体(月3,278円) | 39,336円 |
| 優待SIM6ヶ月+povo2.0(維持費年990円) | 約990円 |
| 継続保有で優待12ヶ月+povo維持費 | 約990円(実質ほぼゼロ) |
楽天グループ株主優待投資の「コストと実質利回り」を正直に計算する(2026年6月版)
感情じゃなく数字で判断する。これが俺のルールだ。暴落時に高配当株を安く仕込む思考でも書いたが、株を買うなら必ずコストとリターンを並べて考える。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 100株購入コスト(株価720円前後×100株・2026年6月時点) | 約72,000円 |
| 優待価値(楽天モバイル通常料金12ヶ月換算) | 約39,000円〜(継続保有時) |
| povo2.0維持費(年間) | 約990円 |
| 実質優待利回り(優待価値÷投資コスト) | 約55%(継続保有12ヶ月換算) |
| 株価変動・優待改悪リスク | 要監視 |
「優待利回り55%」という数字は、高配当株の世界では見たことがない水準だ。ただしこれは「優待が継続される」という前提が崩れた瞬間に消える。利回りが高すぎる優待ほど改悪・廃止のリスクもある。それを理解した上で、小さく持つのが正解だと俺は思っている。
Q.
楽天モバイルの電波が弱いエリアに住んでいても優待は意味がありますか?
A.
そこがpovo2.0との組み合わせが活きる場面だ。楽天モバイルの電波品質に不安があるエリアでも、povo2.0のau回線をサブとして持つことで補完できる。デュアルSIM対応のスマートフォンがあれば、楽天のeSIMをデータ用・povoをau回線の安定通話用として使い分けも可能だ。
Q.
優待目的で楽天株を買う場合、何株から始めるのが現実的ですか?
A.
優待は100株(約72,000円)から受け取れる。200株・300株と増やしても優待の内容は変わらない。あくまで100株が「優待を受け取る最低ライン」であり、それ以上買っても優待の価値が増えるわけではないことを理解しておこう。俺自身、今年のボーナスでも100株で止めるつもりだ。
楽天株は「高配当株」ではなく「固定費削減ツール」として持つ予定
俺のポートフォリオにおける楽天グループ株の位置付けは明確だ。「配当を受け取って資産を増やす銘柄」ではない。「毎月の通信費をゼロにして、その分を高配当株の買い増しに回す銘柄」として持つつもりだ。
配当金生活にいくら必要か計算した記事でも書いたが、投資の本質は「毎月いくら入金できるか」だ。年間3〜4万円の通信費が浮けば、その分を連続増配株に回せる。複利の世界では、この差が10年後に大きな差になる。
✅ 楽天グループ株は「優待利回り型」の銘柄として小さく持つ予定
✅ 100株(約72,000円)でMaxの優待価値が得られる
✅ すでに運用中のpovoと組み合わせれば通信費を年間ほぼゼロにできる
✅ 浮いた通信費(年3〜6万円)を連続増配株の買い増しに回す
✅ ただし優待廃止リスクは常に存在する。業績改善が続くか監視を怠らない
……増えるかもしれん。でもまず増えるのは投資の入金額な、こっちゃん。
正直、楽天グループが黒字だろうが赤字だろうが、俺の方針は変わらない。配当と優待をくれ続けるなら持ち続ける。一度「保有する」と決めたら、保有し続ける覚悟がいる。こっちゃんを飼うと決めた日と同じだ。責任を持ったら、ちゃんと向き合って育てる。それだけだ。
楽天グループ株主優待を使う前に知っておくべきリスク
きれいごとは書かない。この戦略にはリスクが3つある。
⚠️ リスク①:優待廃止・改悪リスク
楽天グループは2021年以降、株主還元の縮小・変更を繰り返している。現在の優待内容が来期も同じである保証はない。利回りが高すぎる優待ほど、いずれ縮小される可能性も無いとは言えない。
⚠️ リスク②:業績・株価変動リスク
2026年5月発表の直近決算で、楽天グループは四半期として初めて営業黒字化を達成し、モバイル事業の赤字も縮小している。ただし俺はこの黒字化があろうがなかろうが保有方針を変えない。配当・優待が続く限り持ち続けるだけだ。逆に黒字化で株価が上がれば、それはそれでありがたい話でしかない。
⚠️ リスク③:楽天モバイルのエリア・品質リスク
優待SIMは特別仕様のため、通常の楽天モバイル回線と同じ品質が保証されるわけではない。メイン回線として使う前に、自分の生活圏での電波状況を確認すること。
この3つのリスクを把握した上で「100株の小さい枠で持つ」という判断なら、俺は合理的だと思っている。ポートフォリオ全体に占める楽天グループ株の比率を小さく保つことが前提だ。
楽天株主優待×povo戦略——俺がどう「買う」と決めたかの全部はnoteにある
ここまでが、ブログで話せる範囲の全部だ。「優待利回り55%」という数字の裏側で、俺が実際にどんな判断フローを経て「今年買う」と決めたのか、浮いた通信費をどの銘柄に何円ずつ入金していく予定か、その入金設計とポートフォリオ比率まで、noteの方に書いた。
正直に言うと、こういう優待や配当の「やり方」だけならネットで検索すればすぐ出てくる。でも、薄給の現場仕事で5000万のローンを抱えながら、実際に先に動いてみた人間の体験談は、検索しても出てこない。俺がこのマガジンを続けている理由はそこにある。答えを渡したいわけじゃない。人生に正解はないと思っているし、千差万別いろんな人がいて、いろんな考え方があっていい。だからこそ「同じ境遇でも、こうやって一歩動けるんだな」というヒントを届けたいんだ。普通のサラリーマンが固定費を見直して、資産運用を一からはじめて、生活の質が少しずつ上がっていく過程——その積み重ねを、1記事じゃなく継続して見てもらえる場所として、このマガジンを置いている。
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固定費削減と投資を同時に学ぶなら
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✅ 楽天グループ株主優待は100株保有で楽天モバイル30GB/月を最大12ヶ月無料で使える
✅ すでに運用中のpovo2.0(au回線・基本料0円)と組み合わせれば通信費を年間ほぼゼロにできる
✅ 投資コスト約72,000円に対し、優待経済価値は継続保有で年3〜4万円超(優待利回り約55%)
✅ 楽天株は「高配当株」ではなく「固定費削減ツール」として100株だけ持つ予定
✅ 浮いた通信費は連続増配株の入金に回す。これが本当の目的だ
✅ 業績は改善傾向だが、優待廃止・株価変動・電波品質の3リスクを把握した上で小さく保有するのが正解
【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の投資・金融商品・サービスへの勧誘を目的としたものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。また、記事内の情報は執筆時点のものであり、将来の結果を保証するものではありません。




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