銭を育てるか、家族の輪を育てるか。どっちも正解だった。
息子がようやく少し長く寝るようになってきた。
それでも夜中の2時に目が覚めて、スマホで株価を確認してしまう俺がいる。
画面に映る配当利回りを眺めながら、ふと思った。
「俺がこんなに高配当株にこだわるのって、なんでなんだろう」って。
株主優待と高配当株、どっちで資産が育つかを知りたい人への答えを先に言う。
資産を育てるのは高配当株、家族の時間を育てるのは株主優待だ。
どちらが「上」でも「下」でもない。この2つの役割を理解した人だけが、資産も家族も同時に手に入れる。
株主優待に夢を見ていた頃の話

投資を始めたばかりの頃、俺は株主優待が好きだった。
「お米5kgもらえる」「カタログギフトが届く」「映画が無料で見られる」
なんか、投資してる感があったんだよな。
嫁に「株、買ったよ」って言っても「ふーん」で終わっていたのが、「カタログギフトが届いた」って言うと「え、何これ、どれにしようかな」ってなる。
初めて投資が家族の話題になった瞬間だった。
こっちゃんの餌どれにしようかって、カタログを一緒に眺めた夜は今でも覚えてる。
でも。
その頃の俺はまだ気づいていなかった。
優待は家族を笑顔にする。でも資産は、全然育っていなかった。
株主優待vs高配当株、資産が育つのはどっちか
数字で見ると、答えは一瞬で出る
正直に言う。
資産を増やすだけなら、高配当株の圧勝だ。
理由はシンプルで、高配当株は「日本銀行券」が口座に振り込まれる。
現金だから、再投資できる。
再投資した分がまた配当を生む。
この雪だるまが回り続ける。
株主優待は「お米」や「カタログギフト」が届く。
嬉しいけど、再投資はできない。
お米を売って投資資金にする人はいないし、カタログギフトをポートフォリオに組み込む人もいない。
優待は消費されて終わる。配当は再投資されて増える。
この差が、10年・20年というスパンで見ると、とんでもない差になる。
じゃあ株主優待はゴミなのか

ここで俺が言いたいのは、「優待なんか持つな」じゃない。
優待には、お金では買えない価値がある。
イオン株を持っていると、毎月のキャッシュバックがある。
日々の買い物が少し安くなる。嫁が「今月もキャッシュバックあったよ」ってLINEしてくる。
それだけで、なんか報われた気がする。
カタログギフトが届いた日、嫁とこっちゃんと一緒にページをめくる時間がある。
「これにしよう」「こっちゃんこれ好きそう」って笑いながら選ぶあの時間、配当金の振り込みとは全然違う豊かさがある。
高配当株の配当金が口座に入っても、正直、嫁は無反応だ。
「また入ったよ」「ふーん」で終わる。
でも優待のカタログは、嫁が自分で開く。
お金の豊かさと、家族の豊かさは、別のチャンネルで動いている。
前回の記事で書いた住宅ローンとの向き合い方もそうだったけど、投資って「数字だけの話」じゃないんだよな。
→ 前回のブログ記事:
誰も教えてくれなかった「株主優待の本当の使い方」
知れなかった気づき:優待は「生活コスト削減装置」として機能する
ここ、投資本には絶対書いてない話をする。
株主優待を「リターン」として考えると、高配当株に絶対負ける。
でも「固定費削減ツール」として組み込むと、話が変わる。
たとえばイオン株のキャッシュバックは、月の食費を構造的に圧縮してくれる。
食費が減った分、その浮いたお金を高配当株の買い増しに回せる。
つまり優待が「高配当株への投資原資」を生み出す装置になる。
優待単体で見るから「劣る」に見える。
でも家計の設計図の中に優待を組み込むと、高配当株の複利を加速させる燃料になる。
これを知ってから、俺の優待への見方が180度変わった。
資産が育つ人がやっている「2つの使い分け」
高配当株で「キャッシュフロー」を、優待で「生活コスト」を同時に攻める
俺がたどり着いた結論はシンプルだ。
高配当株 = 現金を生む機械・再投資の原資
株主優待 = 生活コストを削る装置・家族の笑顔を作る投資
この2つを「どちらか」じゃなく「どちらも」で考えるようになってから、投資の景色が変わった。
一条工務店の50年ローンという重石を背負いながら、息子の将来費用を積み上げながら、それでも「今の家族の時間」も大切にする。
高配当株だけで生きようとすると、数字には強くなるが、家族の話題に投資が出てこなくなる。
優待だけで生きようとすると、家族は笑顔になるが、資産はいつまでも育たない。
バランスを取れた人が、資産も家族も同時に手に入れる。
楽天証券なら両方まとめて管理できる
高配当株も株主優待株も、俺はすべて楽天証券で管理している。
ポイントが貯まる・使える。SPU(スーパーポイントアッププログラム)との組み合わせで、楽天経済圏に住んでいる人には特にメリットがでかい。
口座がまだない人は、今すぐ開設だけしておいたほうがいい。
開設は無料で、持っているだけで損はない。
株主優待vs高配当株、資産が育つのはどっちか【まとめ】

整理する。
銭を育てたいなら:高配当株
再投資できる現金が口座に入る。複利が回る。長期で圧勝。
生活コストを削りたいなら:優待株(イオン等)
固定費が構造的に下がる。浮いた分を高配当株に回せる。
家族の時間を作りたいなら:優待株(カタログ・食品系)
カタログを一緒に開く時間は、お金では買えない。
どれが正解かじゃなく、3つ全部を設計に組み込める人が、資産も生活も家族も同時に育てる。
このブログには書けなかった話がnoteにある
ここで書いたのは「考え方の骨格」だ。
でも正直、俺が本当に資産の育ちを実感したのは、別の話がある。
配当が振り込まれた月と、振り込まれなかった月で、家計の空気感が変わった話。
嫁との別会計の中で、配当収入がどういう位置づけになったか。
一条のローン返済と配当再投資を同時に走らせた時の、具体的な数字と感情の話。
これを全部、noteに書いた。
ブログより3倍深く、数字と感情を両方開示している。
投資の「正解の骨格」だけ知っても、再現性は生まれない。
俺の体験の解像度ごと持っていってほしい。
https://note.com/lively_tulip856/n/nf88576dc657c
次回予告
次回は「高配当株を買うタイミング、俺はこう決めている」を書く予定だ。
「安くなったら買う」だと永遠に買えない。感情で動くと高値掴みをする。
じゃあどう決めるのか。俺なりのシンプルな判断軸を全部開示する。
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免責事項
本記事は個人の体験・考えをもとにした情報提供を目的としており、特定の銘柄・金融商品への投資を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任においておこなってください。
「株主優待ハンドブック 2025-2026年版」(東洋経済新報社)
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