イデコ・積立NISA・成長枠・国債・投資なし……「結局どれが正解?」に5000万円ローン持ちの20代パパが本気で答える

夜泣きと資産形成

住宅ローン保有者には「制度の使う順番と時期」がある。13年間と13年後でやることは全部変わる。

深夜0時すぎ。嫁が寝静まった頃、俺はリビングでそっとスマホを開く。息子が生まれてから毎晩こうなってる。疲れてはいるのに、頭は「老後どうするんだ」「ローンどうする」で止まらない。
育休中の嫁に投資の話を振ろうとしたら、「また?」という顔をされた。だからこそ、俺が一人で答えを出して、正しい選択を積み上げるしかない。今日もそうやって考えながらこの記事を書いてる。

住宅ローン控除とiDeCoは「同時最大活用」が正解とは限らない

インターネットで「iDeCo NISA どっち先」と調べると、たいてい「両方やれ」という結論が出てくる。でも住宅ローン控除を受けている期間は、その答えが少し変わる。

なぜか。

iDeCoは「所得控除」、つまり課税所得を減らす効果がある。一方の住宅ローン控除は「税額控除」、算出された所得税そのものから引く。iDeCoを使うと課税所得が下がり、所得税額が下がる。その結果、住宅ローン控除で引けるはずだった枠が余って、使い切れなくなるケースが起きる。

住民税からも補填できるが、上限は9万7500円(2022年以降入居)。控除額が大きい住宅ほど「iDeCoを入れたことで住宅ローン控除が宙に浮く」という状況が生まれやすい。

これは「どちらが悪い制度か」という話ではない。使う順番と時期が噛み合っていないと、税制優遇の取りこぼしが起きるという構造の話だ。

https://www.nomu.com/loan/column/nagao/20230802.html

俺が出した「二段階設計」の全貌

住宅ローン控除期間(13年間)と、それ以降で、やることをきっぱり分けた。

ステージ①(住宅ローン控除の13年間)

つみたて投資枠:月3万円(インデックス投信・自動積立)

成長投資枠:月10万円(高配当株・ETF・日本株中心)

iDeCo:最小限(または状況によりスタートを後回し)

繰上げ返済:ゼロ

なぜ成長投資枠を月10万円で高配当株に使うのか。配当金を受け取り続けることで、再投資ではなく家族の生活を支えるキャッシュフローに直結させるため。息子の成長を見ながら「この配当が将来の学費の足しになる」と考えると、投資を続ける理由が生々しく感じられる。

生涯上限1200万円の成長投資枠を月10万円ペースで使うと、10〜12年で埋まる計算だ。

ステージ②(住宅ローン控除終了後)

iDeCo:月2万円(本格始動・全額所得控除)

積立NISA(つみたて投資枠):月3万円(継続)

配当金:生活費・レジャー費・家族の楽しみに使う

この段階では成長投資枠が使い切り済みのため、高配当株の買い増しは課税口座か積立NISAに移行する。iDeCoはここで本領発揮する。2027年1月以降には企業年金なしの会社員は月6万2000円まで拠出できる改正も施行予定(2025年6月成立・年金制度改正法)。その恩恵も視野に入れて準備を進める。

https://life.oricon.co.jp/rank_certificate/special/ideco/amendment/

繰上げ返済はなぜしないのか(数字で説明する)

月1万円の繰上げ返済を続けたとして、50年ローンが短縮される年数は概算で1〜2年程度。

その1万円を代わりに年率5%のインデックス投信に回し続けた場合、20年後の差額は百万単位になる。税制優遇のあるNISA口座ならその差はさらに広がる。

感情的には「借金がある状態は不安」という気持ちはわかる。でも住宅ローンは今もっとも低コストで借りられるレバレッジだ。これを早期に返すのは、利息を節約しているようで、投資機会のコストを払っている。

俺も過去に一度だけ衝動的に数万円を繰上げ返済に使ったことがある。翌日、「あのお金をインデックスに入れていたら」と計算し直して後悔した。それ以来、感情でローンを触ることはやめた。

松井証券iDeCoを選ぶ理由

普段は楽天証券を使っている。iDeCoは今回、松井証券をあらためて深掘りしてみた。

手数料:運営管理手数料0円(残高問わず)

月額コスト:171円のみ(国民年金基金連合会・信託銀行の固定費)

商品数:40本(eMAXIS Slimシリーズ13本・業界最多水準)

ポイント:iDeCo口座の投信保有で最大1%松井証券ポイント還元(業界唯一)

サポート:2025年オリコン顧客満足度「サポート体制」1位

特にiDeCo口座の投信でもポイントが貯まる証券会社は他にない。20年の長期積立では、コスト差と還元率の差が数十万単位になってくる。ここは妥協しない。

国債・投資なしはどう考えるか

「国債は安全」は本当だが、今の金利水準では長期的な実質利回りはほぼゼロ。インフレが進む環境では実質的に元本が目減りする。老後資金の柱として国債だけに頼るのは、30〜40代の俺たちには非現実的だ。

「投資しない」という選択肢も、それはそれで一つの意思決定だが、5000万円のローンを抱えて税制優遇制度を一切使わないのは、道端に落ちているお金を見て見ぬふりをしているに等しい。

https://housemarriage.net/column/basic/column-2562/

俺の考えるまとめ

制度の正解は、「住宅ローン控除期間中はNISAを先に埋める、終わったらiDeCoを本格始動する」のシンプルな二段階。繰上げ返済は感情に負けない限りゼロにする。配当金は再投資せず、家族が実際に使えるキャッシュに変える。

数字に誠実に向き合うことで、5000万円のローンは「リスク」ではなく「制度活用のフレーム」になる。息子が20歳になる頃、この設計通りに動いてきた俺の資産がどうなっているか。それが楽しみで投資を続けられる。

https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/sumai_nyumon/money/ideco/

https://bizarq.group/column2/008/

免責事項:本記事は個人的な見解・情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品・証券会社への投資を勧誘するものではありません。制度・税制の内容は2025年5月時点の情報に基づいており、今後変更される可能性があります。投資に関する最終判断はご自身の責任でお願いします。

noteには俺の一条工務店5000万円ローンの実数で作った「1〜20年目のキャッシュフロー&配当シミュレーション」と、松井証券iDeCoで実際に選ぶ商品の話を全部書いた。「戦略の地図」を読んだあとで、「自分の家計に当てはめた具体的な数字」が欲しい人はこちらへ。

https://note.com/lively_tulip856/n/naee092b69260

おすすめ商品:山崎元・水瀬ケンイチ著「お金は寝かせて増やしなさい」(文響社)/ 選んだ理由:インデックス投資とiDeCoの思考的土台を作るのに最適な一冊。制度を学ぶ前に読むことで、今回の記事の意味が格段に深まる。

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