一条工務店の照明|電気屋がスイッチを隠して極限まで減らした方法

マイホームとローン


結論から言う。スイッチを極限まで減らせる。電気屋として現場で何百回とやってきた経験が、自分の家づくりで初めて「自分のため」に活きた話をする。

一般家庭の照明は「スイッチで点けてスイッチで消す」が当たり前だ。俺の実家もそうだった。だけど俺はその「当たり前」を、自分の家では徹底的に排除した。


スイッチを押すという行為が、地味にストレスだった

実家に帰るたびに思ってた。廊下の電気をつける。部屋に入る。また廊下の電気を消しに戻る。トイレから出たらスイッチを消す。寝る前にリビング、廊下、寝室と消して回る。

これ全部「作業」なんよ。手が塞がってたらできんし、疲れてたら忘れる。そして「またついてたんやけど」戦争が始まる。

だから俺は人感センサーを選んだ。電気屋として現場で人感センサー付き照明を何十回路、下手したら100個以上つけてきた。商業施設では当たり前の設備だ。なのに住宅だけ「スイッチが普通」という空気がある。なんでや、とずっと思ってた。

💡 知れなかった気づき:配線器具は断熱の弱点になる
スイッチやコンセントを壁に取り付けるとき、断熱材をくり抜く必要がある。一条工務店はトップクラスの断熱性能が売りなのに、配線器具を増やすほど断熱に穴を開けていることになる。俺が配線器具を減らしたかった理由は「見た目」だけじゃなかった。

⚠️ 「センサーにする場所」と「してはいけない場所」の判断フロー
人感センサーは万能じゃない。場所を間違えると逆にストレスの原因になる。俺がどの場所をどう判断したか、全部の根拠をnoteで開示している。


担当者に何度言っても「スイッチをつけるべきです」と返ってきた

人感センサーにする、と伝えた。廊下、玄関、トイレ、パントリー。スイッチなんていらない、と。でも担当者も営業も毎回同じことを言う。

「ここにはスイッチをつけるべきです」

心の中では「やからいらんって言ってるやん」と思ってた。現場で何百回とやってきた俺が言ってるんやぞ、という気持ちもあった。

最終的に俺がスイッチをつけることにしたのは、嫁の一言だった。「一応つけとこうよ」。はい。それしか言えんのよ、旦那というのは。男の性というか、夫婦の力関係というか。

🐾 ご主人様が折れた瞬間わかったよ…

ただ、俺には「壁裏に隠す」という手が残っていた。

人感センサーがついている場所のスイッチは、滅多に触らない。メンテナンスの時だけ必要になる。ならば見えない場所に隠せばいい。壁の中、収納の奥、普段目に入らない死角。そこにスイッチを移してしまえば、壁面はスッキリしたまま。メンテの時はブレーカーを落とせば十分だ。

✅ 人感センサーのスイッチは「壁裏・収納内」に隠す

✅ メンテナンスはブレーカーで対応できる

✅ 壁面に余計なスイッチが見えない=空間がさっぱりする

✅ 断熱材へのくり抜きも最小限に抑えられる

一条工務店の照明攻略|電気屋が勝手にスイッチを断った理由
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息子を抱っこしたまま帰宅したとき、確信した

これが正解だったと思った瞬間がある。息子を抱っこして、荷物を持って、鍵を開けて家に入る。両手は完全に塞がっている。

勝手についた。

それだけのことなんやけど、「あ、これでよかった」と心から思った。スイッチを壁で手探りする必要がない。息子を下ろす必要もない。

そして消し忘れもない。センサーが自動で切ってくれる。「またついてたんやけど」という話にもならない。自然と節電になってる。

📌 機器代はかかる。でもストレスゼロ・節電・消し忘れなしのセットを考えたら、俺は絶対につけるべきだと思っている。商業施設では当たり前の設備が、なぜか住宅では「オプション扱い」なんよ。

俺がどの場所にセンサーを採用して、どの場所にあえてスイッチを残したか。その判断の全根拠をnoteに書いた。

📝 センサーvsスイッチ|全判断フローをnoteで読む ▶

残業1時間分にもならない2,980円で、俺が現場100件+自分の家で積み上げた判断基準が全部手に入る。配線は壁の中に入ってしまったら、もう直せない。


俺が採用した場所・しなかった場所

人感センサーは万能じゃない。これが大事なポイントだ。場所を間違えると、逆にストレスになる。

🟢玄関ホール
センサー採用
🟢廊下
センサー採用
🟢トイレ
センサー採用
🟢パントリー
センサー採用
🔴キッチン
スイッチ残し
🔴洗面脱衣
スイッチ残し
🔴浴室
スイッチ残し
🔴寝室
リモコン+アレクサ

スイッチを残した場所には理由がある。だがその判断の根拠はnoteのブラックボックスに入れてある。「なぜキッチンをセンサーにしなかったのか」「寝室でセンサーをつけたら何が起きるのか」——これを自己流で判断して後悔しないためにも、俺の体験記を先に読んでほしい。


コンセントも「隠す」が正解だった

配線器具の話はスイッチだけじゃない。コンセントも同じ考え方だ。

通常はフロアから300mmの高さにつけるのが現場の標準だ。だが俺の家は基本200mm。嫁がインスタで見て「コンセントの存在を隠したい」と言った。俺は「あっそう」で終わったが、住んでみると違和感はゼロだ。

⚠️ 配線器具は「家電を使うための道具」でしかない。料理をするために包丁を使うように、コンセントはあくまでモブだ。キラキラさせたいならそれはその人の価値観だが、俺は「存在を消す」方向を選んだ。

壁掛けテレビの裏側の配線処理については、別記事で全部書いた。PF管φ28を2本先行配管して、HDMIケーブルを完全に隠した話だ。

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寝室はスイッチもセンサーもなくした

寝室は別の話になる。スイッチを押しに立ち上がりたくない。かといって人感センサーにすると、寝返りのたびに照明がつく。これは現場の知識から間違いなくそうなると分かってた。

だから俺が選んだのはリモコン+アレクサ連動だ。寝るとき声で電気が消える。起きたとき、電動ハニカムシェードが自動で開いて日光が入ってくる。

朝の気だるさが違う。日光が自動で入ってくることで体が自然に起きる感覚がある。スイッチをなくした副産物として「自動化の連鎖」が生まれた。

電気図面の段階でこういう設計を仕込んでおくことが大事だ。電気図面の読み方・修正の仕方については別のnoteにまとめてある。

📐 電気図面をiPadで修正した話をnoteで読む ▶


商業施設を見続けた電気屋が気づいた「さっぱりの正体」

俺が「配線器具を隠す」という発想を持ったのは、現場から来ている。完成した商業施設を何十件も見てきた。なんでこんなにさっぱりしてるんだろう、と毎回思ってた。

答えはシンプルだった。スイッチもコンセントも、見えないからだ。

⚡ 電気屋が現場で学んだ「さっぱりの法則」

① 配線器具が見えない → 壁面が素のまま残る

② 壁面がきれい → 空間の印象がまるで違う

③ 空間がさっぱり → 「高級感」に見える

④ 高級感の正体は「モブを消すこと」だった

一条工務店の外構電気の設計を俺が全部直した話も、この考え方がベースにある。外から見えるものは極限まで隠す。

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Q.

人感センサーにしたら、電気代は上がりますか?

A.

基本的には下がる。消し忘れがなくなるので、スイッチ手動より節電になることがほとんどだ。機器代の初期投資はかかるが、長期で見ればペイできる。俺の家でも「またついてたんやけど戦争」は完全にゼロになった。


まとめ|配線器具はモブ。隠せるなら隠していこうや

結論をまとめる。

✅ 人が通過する場所(玄関・廊下・トイレ・パントリー)は人感センサー一択

✅ センサーのスイッチは壁裏・収納内に隠す。メンテはブレーカーで対応

✅ 同じ場所に長時間いる場所(キッチン・洗面・浴室)はスイッチを残す

✅ 寝室はリモコン+スマートスピーカー連動でスイッチを完全排除

✅ 配線器具を減らすと断熱材のくり抜きも減り、断熱性能を守れる

スイッチを押すという行為は、意識しないと気づかない地味なストレスだ。でも家を建てるタイミングにしか変えられない。あとで「やっぱりセンサーにしたかった」と思っても、配線は壁の中に入ってしまっている。

📝 どこをセンサーにすべきか|全判断フローをnoteで読む ▶

子供が寝た深夜に1時間読むだけで、俺の失敗と判断基準が全部手に入る。2,980円。現場仕事の残業1時間分にもならない金額だ。自己流でやって「なんか違う」となってからでは、もう壁は開けられない。

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【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の投資・金融商品・サービスへの勧誘を目的としたものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。また、記事内の情報は執筆時点のものであり、将来の結果を保証するものではありません。

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