全国保証(7164)が暴落して利回り5%に迫っている。これは「買い場」か「罠」か。高配当パパが財務を全部調べた。

パパの増配当株

〜業績は増収増益なのになぜ株価が落ちるのか。数字に誠実な25歳パパが答えを出す〜

夜中の3時。息子の夜泣きに付き合って抱っこしながらスマホを見ていたら、全国保証(7164)の株価がまた下がっていた。
「利回りが5%に迫ってる。これ、チャンスなんじゃないか」
率直にそう思った。でも俺は一条工務店の5000万・50年・変動金利のローンを抱えた父親だ。感情で動いたら終わる。だから今日は全部調べた。

全国保証(7164)とはどんな会社か

住宅ローン保証の独立系最大手

全国保証は、住宅ローンを保証する信用保証会社の最大手だ。銀行の系列ではなく独立系として、地銀・信金・大手行などあらゆる金融機関と提携している。

国内唯一かつ最大の独立系住宅ローン保証会社として、金融機関が抱える様々な課題を解決している 。保証債務残高は19.4兆円に達し、中期経営計画の目標19兆円を前倒しで達成した。

東証プライム市場上場・JPX日経インデックス400採用銘柄。規模・安定性ともに国内トップクラスだ。

https://kabutan.jp/stock/?code=7164

なぜ「安定」なのか。代位弁済率が教えてくれること

住宅ローンは担保(家)がある。返済できなくなっても、家を売れば大半は回収できる。だから代位弁済率(返済不能になった人の割合)は0.07〜0.09%という驚異的な水準が続いている。

俺自身がローン持ちだからこそ、この数字の意味がよくわかる。よほどの経済崩壊でもない限り、住宅ローン保証の損失は限定的だ。

なぜ株価が下落したのか。3つの要因を整理する

要因①:株式分割後の需給悪化

2025年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施 している。分割後は株価が半分になり、新規投資家が入りやすくなる一方、既存保有者の一部が売却するケースも多い。需給が一時的に乱れた。

要因②:株主優待廃止による売り圧力

2026年3月31日をもって株主優待制度を廃止 している。QUOカード・カタログギフト目的で保有していた層が離れ、売り圧力が高まった。

優待廃止は短期的にはネガティブだが、その分を増配・自社株買いに回すという判断でもある。

https://www.zenkoku.co.jp/ir/stocks/benefit_program.html

要因③:住宅市場への先行き不透明感

金利上昇・資材高騰・マンション市場の頭打ちへの懸念が広がっている。住宅着工件数の低下が続けば、保証業務の新規獲得が鈍化するリスクはある。これは実質的なテールリスクとして認識しておく必要がある。

俺のフィルターで全国保証を採点する

増配の質

2026年3月期通期業績予想が前回発表予想を上回る見込みとなったことを踏まえ、1株当たり期末配当予想を前回予想の70円から5円増額し75円に修正した 。株式分割後(年間120円)で計算すると、配当性向は49.2%。俺のフィルター「40〜50%」に収まっている。

連続増配は10年超。過去にリーマンショックもコロナ禍も無減配で乗り越えている。増配の「質」は高い。

https://irbank.net/E09753/dividend

財務の安全性

自己資本比率は48.95%、EPS(実績)243.7円、EPS(予想)246.12円で赤字実績ゼロ 。ROEは13.39%でROAは6.49%と、金融業として健全な水準だ。

https://irbank.net/E09753

稼ぐ力と還元

2026年3月期通期は営業収益587.39億円(前期比3.1%増)、経常利益465.54億円(同4.6%増)、純利益325.26億円(同1.36%増) と全指標で増収増益。売上・利益ともに右肩上がりの傾向が継続している。

経営・株主還元への意志

2025年3月期に初となる70億円の自社株買いを実施し、2026年3月期においても自社株買いを継続している 。中期経営計画でROE14%・保証債務残高21兆円を目標に掲げ、株主還元を経営の柱に据えている姿勢は評価できる。

https://daiwair.webcdn.stream.ne.jp/www11/daiwair/qlviewer/pdf/2505097164fNbljhhfj.pdf

https://www.buffett-code.com/company/7164

俺の「買い判断」と今後の見通し

現在の株価水準での評価

2026年5月時点の株価は3,100円前後で推移し、配当利回りは予想で3.96% 。俺の本格買い基準は利回り4.5%超え(株価約2,700円以下)だ。現状は「ウォッチ継続・小規模保有」のスタンス。

こういう人には合う。こういう人には合わない。

合う人:

• NISAの成長投資枠で10〜20年保有できる人

• 住宅ローン市場の安定性を理解している人

• 配当金を「生活費の補填」として考えている人

合わない人:

• 短期で株価上昇を期待する人

• 住宅市場の縮小リスクが許容できない人

• 利回り3%台では満足できない人

詳細な買い増しライン・損切り基準はnoteで公開

俺が具体的にいくらになったら買い増すのか、どの数字が割れたら全売却するのか、NISAとの組み合わせ方まで、全てをnoteの有料記事に書いた。

https://note.com/lively_tulip856

ブログでは言えない「俺の実際のポジション」もそこで話している。

まとめ──全国保証は「長期保有に耐えうる高配当株」

業績増収増益・増配継続・財務健全という3点で、全国保証は俺のフィルターを通過している。株価下落の理由は業績悪化ではなく、需給と優待廃止ショックだ。

ただし金利上昇リスクは無視できない。俺自身が変動金利ローン持ちとして痛感している。だからこそ「全力投資」はしない。分散ポートフォリオの一枚として、冷静に積み上げていく。

一条工務店のローンを50年払いながら資産を育てていく。そのリアルな記録を、これからも正直に書いていく。

参考リンク・外部URL

https://finance.yahoo.co.jp/quote/7164.T/dividend

https://irbank.net/E09753

https://minkabu.jp/stock/7164

https://www.buffett-code.com/company/7164/

https://nikkeiyosoku.com/stock/7164/

https://www.zenkoku.co.jp/ir/stocks/dividend.html

🔴 免責事項:本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資の判断は各投資家等の責任によります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました