一条外構電気|電気屋が設計を直した話

一条工務店の外構電気、最初の設計を電気屋施主が全部直した話

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一条工務店の外構電気図面、そのまま任せて大丈夫だと思っていないか。俺も最初はそう思っていたが、実際の図面は庭の真上をケーブルが横切る設計だった。

この記事では、電気工事士の俺が①どこを見て「ここは電気設備を集めていい場所」と判断したか②担当者にどう伝えて図面を直させたか③実際にどれくらいの時間がかかったか、この3つを全部そのまま書く。

結論から言う。電力量計・エコキュート・室外機をどこに集めるかは、家の向きを決めた瞬間にもう答えが出ている。担当者任せにせず、自分で見つける方法をこの記事で全部渡す。

最初の図面を見た瞬間、頭をよぎった最悪の想像

打ち合わせテーブルで家の図面を確認する様子

打ち合わせの場で外構電気の図面を広げた時、最初に出てきた感情は怒りじゃなかった。「これが一条の電気か……」という、静かな失望だった。

お金払って、時間使って、これ? ここに住むことを前提に見て、問題なかったって言えるのか。それを出してこいよ。

DV線とCVTケーブルが庭を横切って引き込まれる設計になっていた。電力量計も庭のど真ん中。もしこのまま着工していたら、庭で遊ぶ息子とこっちゃんの頭上に、ケーブルがぶら下がったままだった。

担当者に「これ、おかしくないですか」と伝えると、返ってきた言葉がこれだ。

「そうですよね、これおかしいですよね」

設計屋が作ったものを、誰も確認せずにそのまま持ってきただけだ。そう確信した瞬間だった。


電気設備をどこに集めるか、答えは家の向きが決めた瞬間に出ている

エコキュート・室外機・電力量計。どの家にも必ずある、性能上は必要だけど正直邪魔な設備がある。

庭を広く取るために家を敷地のどちらかに寄せると、必ず反対側に「狭くて人が通らない方角」ができる。これがデスゾーンだ。ウチの場合、それが西側だった。

設備をまとめて設置した壁面のイメージ

だから俺がやったのは単純だ。庭を優先して家を寄せた方角を確認し、その反対側にエコキュート・室外機・電力量計をまとめて突っ込む。使う予定のない方角なら、多少ものが集まっても生活に影響しない。

「うちはどっちがデスゾーンになるか」は、間取り図であなたの庭がどちらに広く取られているかを見れば、この時点でほぼ答えが出る。担当者に聞く前に、自分で仮説を持って打ち合わせに臨んでほしい。


知れなかった気づき:プロが作った図面は「確認済み」の意味じゃない

一条工務店に限らず、ハウスメーカーの外構電気図面は「設計屋が作ったものをそのまま持ってくる」ケースがある。担当者が電気の専門知識を持って中身を確認しているとは限らない。「プロが作ったんだから正しい」は、外構電気に関しては通用しない。

お金を払って図面を作ってもらったからといって、完璧だと思わない方がいい。50年・60年住むとして、本当に生活を豊かにできる設計かを自分の頭でシミュレーションしてから打ち合わせに臨んでほしい。

デスゾーンの見つけ方と、修正の基本方針はここまでで全部渡した。ただ「担当者にどんな言葉で伝えたら、その場で図面を直させられるか」は、あなたの家の担当者との関係性によって変わる。俺が実際に使ったフレーズと、断られた時の切り返し方まで知りたいなら、ここから先はあなたの状況への当てはめの話になる。

  • 担当者への具体的な伝え方と、実際に使った一言一句
  • すぐ直ったケースと、4回やり直しになったケースの違い
  • 図面を描き直させた後、実際に確認した3つのポイント

残業を1時間プラスされるより安い2,980円で、担当者への伝え方の台本と、図面を描き直した全工程が手に入る。次の打ち合わせが終わる前に読めば、使い方が変わる。自己流で進めて、引っ越した後に「庭にケーブルが残ったまま」気づくのが一番もったいない。

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正直しんどかった話:営業とは4回やり直しになった

外構電気の担当者は初回打ち合わせの直後にすぐ直してくれた。向こうも相当おかしいと思ったんだろう、その場で修正を手配してくれた。

ただしカーポートへのケーブル引き込みは全く別だった。埋設配管をするからここにコンセントを持ってくるなと伝えたのに、平気でコンセントを持ってくる図面が上がってきた。電気打ち合わせのたびに指摘して、次の回にはまた反映されていない。これを4回繰り返した。

弱小電気工事士の肩書きがあっても、営業とのすれ違いは普通に起きる。専門知識より「おかしいと思ったら何度でも言い返す」姿勢の方が、結局は家の完成度を守った。


修正後の庭はこうなった

芝生の庭がある一軒家の外観

ドッグランと、庭の真ん中にみかんの木。こっちゃんが走り回って、息子が大きくなったら一緒に駆け回る庭になった。上を見上げてもケーブルは一本もない。電力量計は西側の壁にひっそり収まっていて、庭からは見えない。

庭を歩くミニチュアダックスフンド

🐾 庭に電線がないから、上を気にせず走り回れるねん。最近は走りすぎて毎日気絶するみたいに寝てるで。

初回打ち合わせで即座に直った部分と、4回やり直したカーポートの差。同じ「電気工事士施主」でも、担当者との相性や案件の複雑さで結果はここまで変わる。だからこそ、自分の目でまず図面を疑うところから始めてほしい。


80年住む家の図面を「今日だけの目線」で見てはいけない

広い芝生の庭がある現代的な一軒家

「10年後・20年後、ここにこれがあったらどうなるか」子どもが走り回る。犬が庭で遊ぶ。老後にゆっくり庭に出る。そのどのシーンにも、頭上のケーブルや庭の電力量計は邪魔になる。

Q.

一条工務店じゃなくても同じことが言えますか?

A.

言える。設計屋が作った図面を担当者が確認せずに持ってくるケースは珍しくない。一条だから、ではなく「大手だから大丈夫」という思い込みを捨てることが先決だ。


これから打ち合わせをする人へ

一条工務店で外構・電気まわりの打ち合わせを控えている人、または今まさに図面を見せられて違和感がある人は、オーナー紹介も合わせて活用してほしい。同じ立場で家を建てた人間の視点を、担当者選びの段階から入れておくと後悔が減る。

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お風呂の中で届いた通知

正直な話をする。この外構電気の話を書いたnoteが、俺の人生で初めて買ってもらったnoteだった。あの日、息子をお風呂に入れていた。まだ新生児だった。

そのとき、見慣れない通知がスマホに立て続けに届いた。記事が購入されました、という通知だった。

副業で、初めて売れた瞬間だった。風呂上がりの息子をそっちのけで、嫁を呼んで「売れたよー!」って報告した。

あの夜まで、俺の書いたものにお金を払ってくれる人がいるなんて半信半疑だった。だからこそ、この体験と判断軸を、これから建てる人・今まさに打ち合わせ中の人に渡し続けたいと思っている。


まとめ:電気設備の置き場所は、家の向きが決まった瞬間に見えている

✅ 庭を広く取った方角の反対側が、電気設備を集める「デスゾーン」になる

✅ プロが作った電気図面でも「確認済み」とは限らない

✅ 「10年後・20年後この家でどう使うか」を軸に図面を見る

✅ おかしいと思ったら、営業相手でも何度でも言い返す

次の打ち合わせで図面を広げる時、今日の話を思い出してほしい。担当者が悪いんじゃない。任せきりにした自分に、後から気づくのが一番つらい。

電気以外の一条工務店の判断軸は、こちらの記事にもまとめている。

一条工務店の照明攻略|電気屋が勝手にスイッチを断った理由
一条工務店の壁掛けテレビ|電気屋施主が配線を完全に隠した方法
一条工務店のインターホンを敷地入口に移設した理由

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