5000万円の借金を「戦略」に変えた、簿記2級パパの家計バランスシート思考
息子が生まれて1ヶ月ちょい。
夜中の授乳で嫁が起きてる横で、俺はスマホで住宅ローンの残高を確認してた。
5,000万円。
正直、数字を見るたびに胸が重くなる。でも、俺はこのローンを後悔してない。
むしろこれは、俺が簿記2級の勉強をしながら組み立てた「世帯バランスシート戦略」の核心部分だ。
今日はその話をする。

住宅ローン返済より先に考えるべき「負債の本質」
「借金は悪だ」
親の世代からずっとそう言われてきた。
ローンは早く返せ。繰り上げ返済が正義。借金があると落ち着かない。
気持ちはわかる。でも俺は、その常識を一度疑ってほしいと思ってる。
俺は簿記2級を持っている。
企業の貸借対照表(バランスシート)を読む訓練を積んだ目で見ると、借金の意味が根本から変わる。
会社が成長するとき、必ずやることがある。
意図的に負債を使うこと。
低金利で資金を調達して、それ以上のリターンを生む資産に変換する。これが資本主義の基本的な仕組みだ。
なぜ「家庭のバランスシート」だけが、負債ゼロを目指さなければいけないのか。
答えは、目指さなくていい。
条件がひとつあるだけだ。
「余裕を持って返せること」
この条件さえクリアしていれば、低金利の住宅ローンは最強のレバレッジになる。
一条工務店ローンを50年変動にした理由
俺が50年変動金利を選んだのは、ギャンブルじゃない。
月々の返済額を極限まで圧縮して、余剰キャッシュを投資に回すためだ。
たとえば、35年固定と50年変動を比較したとき、月々の返済差額が仮に3〜4万円あるとする。
その3〜4万円を毎月高配当株に投資し続けたら、20年後にどうなるか。
配当金が積み上がり、再投資が加速し、ローン返済原資そのものが育っていく。
繰り上げ返済に100万円を突っ込んでも、節約できる利息は数十万円にとどまることが多い。
同じ100万円を高配当株に投資すれば、年間3〜5万円のキャッシュが手元に残り続ける。
どちらが「世帯の幸福度」を上げるか。
俺の答えは明確だ。

以前、高配当株は何銘柄に分散すれば安全か?配当カバー率の話という記事を書いた。
あの記事を書きながら、正直に言うと俺が本当に考えていたのは「銘柄分散」じゃなかった。
「月々のキャッシュフローが止まったとき、このローンを俺は返せるか」
それだけだった。
分散とか配当カバー率とか、小難しい話をしてるようで、頭の中はずっと「5,000万円を抱えたまま50年を生き延べるか」という一点に集中していた。
だから今回は、投資銘柄の話よりもっと根本の話をしなければならないと思った。
「余裕を持って返せる」の定義を家族で決めること
ここが一番大事なポイントだ。
「余裕を持って返せる」というのは、曖昧な感覚じゃいけない。
俺が設定した条件はこうだ。
① 月々の返済額が手取り収入の25%以内に収まっていること
② 投資用の積立額を削らずに返済できること
③ 嫁が育休・時短になっても、俺の収入だけで最低限まわること
この3つを同時に満たせるなら、変動金利で長く借りることは「リスク」じゃなくて「戦略」になる。
もちろん、金利上昇リスクはゼロじゃない。
変動金利は上がる可能性がある。
でも俺は、金利が上がり始めた時点で繰り上げ返済や借り換えを判断するという「動的な対応」を前提に組んでいる。
固定金利で高い利率を最初から払い続けるより、変動で借りて低コストを維持しながら投資を加速させる期間を長くとる方が、俺の人生設計には合っていると判断した。

簿記2級が教えてくれた「世帯バランスシート」の考え方
企業のバランスシートは左側に「資産」、右側に「負債+純資産」が並ぶ。
これを世帯に当てはめるとこうなる。
資産の欄
・一条工務店の家(不動産)
・楽天証券の高配当株ポートフォリオ
・現金・預金
負債の欄
・住宅ローン残債
純資産の欄
・資産合計 − 負債合計
会社が成長を目指すとき、純資産だけで勝負しない。
負債を適切に使って資産を増やし、純資産を拡大させていく。

俺の家計も同じ発想だ。
5,000万円の住宅ローンは「負債」だが、一条工務店の家という「資産」を生み出してる。
さらに月々の返済を圧縮することで生まれた余剰資金が、高配当株という「資産」に変わっていく。
負債を抱えながらも、資産を増やす速度を上げる。
これが、俺が「ローン返済より先に考えること」の本質だ。
ここで1つ、投資の実行環境の話をしておく。
俺が使ってるのは楽天証券。
ポイント還元・楽天銀行との連携・UI のシンプルさ、全部含めて俺の投資スタイルに一番合っている。
口座をまだ持っていない人は、今すぐ開設だけ済ませておくことをすすめる。
開設だけなら無料で、動き出すタイミングはあとから選べる。
ローン返済と投資、どちらを優先すべきか
結論から言う。
低金利環境下では、投資を優先する方が世帯の純資産は増えやすい。
住宅ローンの変動金利が仮に0.4〜0.7%台だとすると、高配当株の平均利回り3〜5%と比較した場合、明らかに差がある。
金利コスト以上の運用リターンが得られる環境なら、繰り上げ返済よりも投資を継続する方が数字として合理的だ。
ただし、これには大前提がある。
感情的に耐えられること。
ローンを抱えたまま株価が下がると、精神的にしんどい。
だから俺は、高配当株・連続増配株という「値上がりよりもキャッシュフローを重視する」スタイルを選んでいる。
株価が下がっても、配当が入り続ける限り、ローン返済原資は積み上がっていく。
この「感情コスト」を下げる設計が、長期投資を続けるための核心だと思ってる。
住宅ローン返済計画を立てる前にやるべき3つのこと
① 世帯のバランスシートを1枚の紙に書き出す
資産と負債を全部書く。
感覚じゃなくて、数字で見る。
俺は楽天証券の評価額、住宅ローン残債、普通預金の残高を定期的にメモしてる。
これをやると「今どこにいるか」が明確になる。
② 返済ペースより「投資継続できるか」を先に確認する
月々の返済が重すぎて投資に回す原資がゼロなら、資産は一生増えない。
返済額を削ってでも、毎月1〜3万円でいいから投資を止めない設計にすること。
③ 金利上昇シナリオのシミュレーションを一度やっておく
変動金利が1%、2%上がったときの月々の返済増加額を今のうちに計算しておく。
「最悪でもこの数字なら耐えられる」という確認が、変動金利で長期借入する際の精神的な安全装置になる。
住宅ローンの最適な金利・プランを一括で比較したいなら、モゲチェックのようなサービスで複数行を同時に比較する方法が有効だ。
一条工務店パパが「ローンと投資」を両立させる理由
最後に正直に書く。
息子が生まれて、俺の中の何かが変わった。
「自分が頑張ればなんとかなる」という個人単位の発想から、「この子が20歳になる頃、俺の家計はどんな状態か」という視点に完全にシフトした。
5,000万円のローンは怖い。
でも、そのローンを抱えながら高配当株を積み上げ続けることで、20年後には配当収入だけで月10万円を超える世界が見えてくる。
月10万円の配当があれば、ローン返済はその配当でカバーできるかもしれない。
仕事を辞める必要はないが、嫌な仕事を断れる選択肢が生まれる。
息子の教育費が重なっても、配当というキャッシュフローが家計の「第二の収入源」になる。
ローン返済より先に考えること。
資産を増やすスピードを、絶対に止めないこと。
こっちゃんが足元でぐるぐると走り回ってる夜、俺はそれだけを考えてる。
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★次回予告・無限派生フック
「変動金利は上がったらどうするのか」——その答えを、俺は高配当株のキャッシュフローで証明しようとしている。次回は「金利上昇局面でも高配当株投資を止めてはいけない理由」を、実際の我が家のシミュレーション数値をもとに書いていく。
次回記事案:「金利上昇でも投資を止めない理由と配当シミュレーション」
免責事項
本記事は特定の金融商品・住宅ローン商品の購入・契約を推奨するものではありません。投資・ローンに関する最終判断はご自身の責任のもとで行ってください。掲載しているシミュレーション数値はあくまで参考値であり、将来の成果を保証するものではありません。
「余裕を持って返せる条件」の設定はブログに書いた。
でも、俺が実際にどの銘柄を仕込んでいるか、指値ラインはどこか、20年後の配当シミュレーション数値は、全部noteの有料エリアに置いてある。
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