5000万ローンと投資を並走させる方法

5,000万ローンを抱えながら積立を止めなかった理由|弱小電気工事士の世帯バランスシート思考

マイホームとローン

住宅ローン5,000万円を抱えながら、毎月の積立を続けることに本当に意味があるのか。この問いに、俺は楽天のシミュレーターと簿記2級の貸借対照表で答えを出した。

「ローンがある間は投資より繰上げ返済」という常識に、俺は同意しない。なぜなら繰上げ返済とiDeCoは構造が同じお金だからだ。

弱小電気工事士の俺が、5,000万・50年変動金利という条件で組み立てた「世帯バランスシート思考」を今日は全部話す。

積立を止めようとした、あの夜のこと

一条工務店との契約が決まった直後、正直に言う。俺は積立NISAを止めようとしていた。

毎月3万円。たかが3万円だ。でも5,000万のローンを目の前にすると、その3万円が「余裕があるから続けられるもの」に見えてきた。

ローンが始まったら、さすがに投資なんてしてる場合じゃないんじゃないか。そう思って、スマホで積立設定の停止ボタンを探してた。

でも俺は不安を感覚のまま放置するのが嫌だった。だから楽天の積立シミュレーターを開いた。

毎月3万円・利回り3%(保守的な設定)・定年まで積み続けたグラフが出た瞬間、胃のあたりがほぐれる感覚があった。

50代で、資産の線がローン残債の線を上回った。資産と負債の特異点が、定年前に来る計算だった。シミュレーションは過去のデータに過ぎない。でも「なんとかなるやろ」と腹を括れる根拠が、その数字の中にあった。

俺は積立を止めなかった。それがこの話の出発点だ。


「繰上げ返済vsイデコ」で気づいた、本質的な等式

住宅ローン控除が終わるタイミングで、俺は試算してみた。毎月2万円を繰上げ返済に回したとき、節約できる利息はいくらか。

答えは、微々たるものだった。

【知れなかった気づき】iDeCoへの拠出と繰上げ返済は、構造が同じだ。どちらも「今の自分が使えなくなるお金」だ。iDeCoは60歳まで拘束される。繰上げ返済は銀行に消える。自分たちの手元から出ていくという意味で、完全に同じ構造をしている。だったら期待値が高い方に回す。iDeCoは節税しながら資産が育つ。繰上げ返済は利息を少し減らすだけで、資産は増えない。

この気づきを得てから、俺の家計の設計が変わった。でも「じゃあ具体的にどう判断するか」の手順は、ブログには書ききれない。

自分の年収・ローン残高・毎月の積立額を当てはめて「iDeCoか繰上げ返済か」を数字で結論を出す方法は、iDeCoと繰上げ返済を徹底比較したnote記事に置いた。現場仕事の残業1時間分で、判断のフレームワークが丸ごと手に入る。

iDeCo vs 繰上げ返済|俺の結論をnoteで読む ▶

繰上げ返済よりiDeCoが正解な理由|5000万円ローンを抱えるパパの家計戦略
5000万円ローンを抱える電気工事士パパが繰上げ返済をゼロにした理由。変動1%時代にiDeCoの節税が圧倒的に得な数字を全公開。 

簿記2級が「家計の見え方」を根本から変えた

現場仕事が終わった夜、簿記の教科書を開いていた。最初は試験のためだけだった。

でも貸借対照表のページを読んでいたとき、突然気づいた。これ、家計に使えるじゃないかと。

企業は負債を使って資産を増やし、純資産を拡大させる。なぜ家庭だけが「負債ゼロ」を目指さなければいけないのか。

区分俺の家計の中身
資産一条工務店の家・楽天証券の高配当株・現金預金
負債住宅ローン残債(5,000万円)
純資産資産合計 − 負債合計(これを増やし続けるのが戦略)

5,000万のローンは「負債」だ。でも一条工務店の家は「資産」だ。そしてローンを長く借りることで月々の返済を圧縮した差額が、高配当株というキャッシュを生む資産に変わっていく。

副業でブログを書くようになってからは、無形固定資産の減価償却も実際に使えるようになった。簿記2級の範囲が、現実の家計設計に直結している実感がある。

🐾 むずかしいことはわからんけど、床暖房があればこっちゃんはしあわせです。


「余裕を持って返せる」を感覚じゃなく数字で定義した

「余裕を持って返せる」という感覚は、曖昧なままにしておくと判断がブレる。俺は3つの条件を数字で設定した。

✅ STEP 1|月々の返済額が手取りの25%以内に収まること

これを超えると投資原資が消える。返済比率の確認が全ての出発点だ。

✅ STEP 2|投資積立額を削らずに返済できること

返済のために毎月の投資を止めたら、50代の特異点が遠のく。投資と返済は並走させる。

✅ STEP 3|嫁が育休・時短になっても俺の収入だけでまわること

息子が生まれた今、この条件は現実の話だ。一馬力でも耐えられる設計かを先に確認する。

うちはペアローンだが、基本は俺一人の収入で成立するように組んでいる。俺の趣味はローコストだし、配当金で十分補える範囲の支出しかない。嫁が変動費を担当する形で、この3条件は満たせている。

⚠️ ただし「なんとかなるやろ」を感覚で言うのは危険だ。この3条件を自分の家計の実数で当てはめたとき、俺に何が起きたか——その判断の経緯と具体的な数字は、ブログには書いていない。ペアローンで片方の収入がゼロになったとき、実際にどう設計し直したかの話がある。

Q.

変動金利が上がってきたら、繰上げ返済に切り替えるべきでは?

A.

「金利コスト」と「投資リターンの差」が縮まってきたら検討するタイミングだ。ただし感情で動くのではなく、「金利が○%を超えたら動く」というトリガーを事前に設定しておくことが重要だ。俺が実際に設定したトリガーの数字は、noteの有料エリアに置いた。


5,000万のローンを抱えながら、20年後の自分に賭ける

息子が生まれてから、視点が変わった。

「自分が頑張ればなんとかなる」という個人単位の発想から、「この子が20歳になる頃、俺の家計はどんな状態か」という視点にシフトした。

定年後も働かずに済む未来が来るかどうか、正直まだ分からない。シミュレーションは過去のデータだ。でも根拠のある「なんとかなるやろ」を持って動いている。それだけで、毎日の現場仕事の踏ん張り方が変わった。

✅ ローン返済より先にやること:資産を増やす速度を止めないこと

✅ 余裕を持って返せる3条件を自分の数字で確認すること

✅ iDeCoか繰上げ返済かは「期待値」で判断すること

✅ 世帯バランスシートで純資産の増え方を月1回確認すること

この設計図の全体像——俺が実際に毎月いくら投資に回しているかの計算式、シミュレーターに入れた条件と出てきた数字、「変動金利がいくらになったら繰上げ返済に切り替えるか」のトリガー設計——を全部まとめたnote記事を書いた。

子供が寝てる深夜に30分読むだけで、俺が1年半かけて組み立てた家計設計の判断フローが丸ごと手に入る。自己流で不安なまま進むか、根拠を持って動き出すか。

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【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の投資・金融商品・サービスへの勧誘を目的としたものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。また、記事内の情報は執筆時点のものであり、将来の結果を保証するものではありません。

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