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コンセントの位置、何を基準に決めればいいかわからない人は多い。各部屋で3方向を意識するだけで、置き場所の後悔はほぼ防げる。電気工事士として現場で働きながら、自分の家で図面を何度も見直した実体験から基準を作った。
電気工事士の俺でも知らなかった、コンセントの置き方
仕事で毎日電気図面を見て、現場でコンセントを自分の手で取り付けてきた。それでも一条工務店の打ち合わせで、担当者に「三角形を意識してますか」と聞かれた瞬間、正直固まった。

三角形とは何のことかわからなかった。取り付ける技術と、住む人がどこに何を置くか予測する技術は、まったく別物だった。
打ち合わせでコンセントの位置を聞かれると、多くの人は今決まっている家具の位置だけで答えてしまう。俺もそうだった。
でも今の家具配置は5年後には変わる。だから今わかっている用途だけで決めると、必ずどこかで足りなくなる。
コンセント配置の基本|各部屋で3方向を意識する
結論から言う。各部屋のコンセントは、対角線を意識して3方向に配置するといい。
✅ 3方向配置の考え方
1箇所だけだと明らかに足りない。2箇所でも向かい合わせだと家具の置き方によって詰む。だから部屋の対角線を意識して3方向に置く。家電の位置が変わっても延長コードなしで対応できる部屋になる。
自分の家の主寝室で、実際にこの考え方で配置し直した図面がこれだ。

赤丸で示した3箇所が、ベッド用・専用電子レンジ用に加えて意識的に追加した箇所だ。将来家具の配置を変えても困らない。
部屋別|コンセントの置き方チェックリスト
部屋によって置くべき場所は変わる。実際に図面を見ながら確認していた基準をそのまま渡す。
✅ 寝室:ベッドの両サイドに1口ずつ+対角線上にもう1〜2口
✅ 子供部屋:今の用途(机・ベッド)以外に「余白」を必ず1つ残す
✅ キッチン:家電の数を実際に指差し確認する
✅ 洗面台:ドライヤー・電動歯ブラシ・シェーバーで意外と使う
✅ 廊下・玄関:掃除機のコードとルンバの充電基地の位置を確認
特に子供部屋は打ち合わせで一番揉めた。決まっていたのは机とベッドの分だけだった。
将来何を置くか誰にもわからない。だからこそ、この手の部屋こそ余白を多めに配置しておくといい。

外壁面のコンセントと断熱の関係|減らせない時の対処法
一条工務店を選ぶ理由の核心は断熱性能だ。ここで見落とされがちなのが、コンセントと断熱の関係になる。
コンセントは壁の中にボックスを埋め込んで設置する。外壁に面した壁にコンセントを増やすほど、断熱の弱点が増える。
⚠️ 一条工務店の断熱とコンセントの関係
一条の壁は高断熱仕様のパネル工法。コンセントボックスを仕込むと断熱材に穴が入る。外壁面へのコンセントは、できる限り内壁側に寄せるのが基本になる。
減らせる場所は内壁側に寄せる。減らせない場所は気密対策を明確に依頼する。
生活動線上どうしても外壁面に必要な箇所は出てくる。俺の家にも何箇所かあった。
現場で防水処理の甘さがどんな不具合につながるか知っているからこそ、ここは妥協しなかった。
打ち合わせで決めたことが、図面に反映されてるとは限らない
もう一つ、意外と知られていない事実がある。打ち合わせで口頭で伝えた内容が、図面に反映されていないことが普通に起きる。
俺の家でも、追加をお願いしたコンセントが、次の図面から消えていたことが何度もあった。

「前も言いましたけど、ここまた抜けてますよ」と、毎回自分で指摘して直してもらった。人がやっている以上、どこかで起きる抜けだと思う。
だからルールを知っているだけでは足りない。自分の目で図面を何度も確認する、ここまでやって初めて後悔しない配置になる。
この時のやり取りをもっと生々しく知りたい人向けに、実際に何度も突き返した時の会話と、あなたの間取り図をどの順番でチェックすればいいかの具体的な歩き方を別記事にまとめた。今日中に打ち合わせを控えている人ほど、先に読んでおいたほうがいい。
- 何度も同じ場所が図面から消えていた実際のやり取り
- 間取り図を「歩いて」チェックする具体的な手順
- 実際の図面実例を使った部屋別の当てはめ方
間取り図を「歩いてみる」だけで気づける後悔ポイント
コンセントの位置で後悔しない人がやっていることはシンプルだ。図面の上で、自分がもうそこに住んでいるつもりで玄関から歩いてみる。
玄関、廊下、リビング、キッチン、寝室と一つずつ動作をイメージしながら図面を目で追うと、「ここ危ない」が自然に見えてくる。
Q.
コンセントは後から増やせますか?
A.
引渡し後の増設は可能だが、壁を開口する工事が必要になる。費用は1箇所あたり1〜3万円前後が相場だ。打ち合わせ段階で決めてしまうのが圧倒的にコスパがいい。

まとめ|コンセント配置で後悔しないための鉄則
✅ 各部屋で3方向を意識して配置する
✅ 外壁面は内壁側に寄せる、減らせない場所は防水処理を明確に依頼する
✅ 打ち合わせで決めた内容が図面に反映されているか、自分の目で必ず確認する
✅ 図面の上で「玄関から歩いてみる」シミュレーションを部屋ごとにやる
✅ 子供部屋など将来用途が変わる部屋には余白を多めに残す
電気工事士のはずの俺でも、施主の目線に立つのは簡単じゃなかった。それでも図面を何度も確認したことで、今住んでいて「あそこが足りない」がほとんどない家になった。
この記事の内容を含め、一条工務店で電気を検討する人向けに、資金計画も含めた実体験は一条工務店に5,000万円つぎ込んだパパ投資家の後悔と勝算にまとめてある。
これから一条工務店で新築を検討している人は、住宅設備メーカーのアンケートに答えるだけでギフトカードがもらえる企画がある。図面の打ち合わせ前に、コンセントも含めた設備全体の情報を集めておいて損はない。
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【免責事項】本記事は電気工事士としての実務経験に基づく個人の見解・体験談です。コンセントの配置基準や施工内容は、契約するハウスメーカーや建物の構造・仕様によって異なります。実際の設計・打ち合わせにあたっては、必ず契約先のハウスメーカー担当者・電気工事士にご確認のうえ、ご自身の判断で進めてください。記事内の情報は執筆時点のものであり、内容の正確性や将来の仕様変更について保証するものではありません。


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