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毎月20件の見積書を作るたびにフォルダを作って、シート名を変えて、提出前に体裁を整える。この地味な作業を自動化する方法が知りたいなら、この記事で全部答えが出る。
現場仕事から施工管理に転職して、事務作業に殺されかけた弱小電気工事士の俺が、実際に業務で使ってるマクロを2つ、コード込みで公開する。
特に「全シートのA1セルを一発で揃える」コードは、この記事の中でそのままコピーして使える形で渡す。

毎月20件の見積書、フォルダ作成だけで地味に時間を溶かしてた
月に20件、見積書を作る。その度に「案件フォルダを作る→マクロ有効テンプレートで見積もりブックを新規作成→内訳明細の工事名をそのままシート名にする」という手順を毎回手作業でやっていた。
1件あたりは数分でも、20件になると馬鹿にならない。しかも後から見返す時に「このシートどれだっけ」と探す手間まで積み重なる。
だから、案件フォルダを自動生成し、マクロ有効の見積もりテンプレートを複製して保存、内訳明細の工事名をそのままシート名に反映するマクロを組んだ。ここは自分の帳票フォーマットに合わせて設計が必要な部分なので、この記事では「こういう仕組みで動いている」というところまでを開示する。
💡 見返す時にシート名で一発で工事名がわかるようにしておくと、後で「これ何の見積もりだっけ」と探す時間がゼロになる。地味だが効いてくる設計だった。
取引先に出す書類、シートごとにセルの位置がバラバラだと普通に失礼だ
入力作業自体は問題ない。でも提出前に見返すと、シートによってカーソルの位置がバラバラだった。あるシートはB15、あるシートはG40。取引先に渡すブックとして、これはさすがに雑に見える。
だから提出直前、全シートのカーソル位置をA1に統一するボタンを作った。これが2つのマクロの中でも一番「即効性があって、すぐ効果が見える」やつだった。

全シートのA1セルを一発で揃えるマクロコード(実際に使っているもの)
ここが本題だ。下のコードをそのままVBAエディタに貼り付ければ動く。難しい構文は一切使っていない。
✅ 使い方
①Alt+F11でVBAエディタを開く ②「挿入」→「標準モジュール」 ③下のコードを貼り付け ④F5または任意のボタンに登録して実行
Sub 全シートA1セルに移動()
Dim ws As Worksheet
For Each ws In ThisWorkbook.Worksheets
ws.Activate
ActiveWindow.ScrollRow = 1
ActiveWindow.ScrollColumn = 1
ws.Range("A1").Select
Next ws
ThisWorkbook.Worksheets(1).Activate
End Sub
ポイントはActiveWindow.ScrollRowとScrollColumnを入れているところ。単純にRange("A1").Selectだけだと、カーソルはA1に飛んでも画面のスクロール位置がずれたままのシートが残る。見た目上「A1が選ばれているのに画面が下にスクロールしたまま」という状態を防ぐために、この2行を足している。
これをクイックアクセスツールバーか、シート上に配置したボタンに登録しておけば、提出前にワンクリックで全シートが綺麗に整う。
💡 マクロを覚えて一番変わったのは「コードを書く力」じゃなく、「この作業は毎回同じだから自動化できるはずだ」と気づく視点そのものだった。
マクロ導入前後で何が変わったか
効果は数字ではっきり出た。
✅ 導入前:帰宅が日付を越える日もあった
✅ 導入後:大繁忙期でも遅くて19時、定時退社が増えた
✅ 事務作業の時間が圧倒的に減り、無理のない範囲で売上一位を出せた
ただ、正直に書いておく。売上一位になっても給料に直接反映されたわけじゃない。それでも「事務作業に追われて疲弊する時間」が減ったこと自体が、一番大きい変化だった。
⚠️ マクロは魔法じゃない。テンプレートが変わればまた手直しが必要になるし、覚えるまでの最初の数時間は普通にしんどい。「入れたら即ゼロ工数」にはならない。
上司の「暇なん?」を無視して結果で黙らせた話
今は誰も何も言わない。むしろ手作業のままの人を見て「それマクロで一瞬なのに」と思うようになった。
Q.
VBAをまったく触ったことがなくても、このコードは使えますか?
A.
使える。今回紹介したA1セル移動のコードは、コピーしてそのまま貼るだけで動く単純な構文だ。ただ、自分の帳票に合わせて条件を変えたい場合は、最低限のVBA構文の知識があった方が応用が効く。基礎を固めたい人は次で紹介する書籍が役に立つ。
基礎を固めるならこの1冊。応用はTACの教材で体系化した
コードの意味を理解しながら使いたいなら、まずはこの本で基本構文を押さえておくと後の応用が効く。
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Excel マクロ&VBA やさしい教科書[2021/2019/2016/Microsoft 365対応] |
基礎を固めた上でさらに体系立てて学びたいなら、資格の学校TACの教材も選択肢に入れている。
もう一つ、家計側の効率化は電動自転車に変えて通勤費を丸ごと浮かせた話にも書いた。仕事の自動化と固定費の自動化、発想は同じだ。
夏の繁忙期、事務作業に体力を削られたくない人向けに、涼しく効率よく作業できるグッズもチェックしておいて損はない。
まとめ|事務作業の自動化は現場仕事上がりでも絶対にできる
✅ 案件フォルダ・マクロ有効テンプレート作成・シート名変更を仕組み化した
✅ 全シートA1セル移動マクロは、この記事のコードをそのまま使える
✅ 導入後、日付を越える帰宅がなくなり定時退社が増えた
✅ ただし「即ゼロ工数」にはならない。最初の数時間は普通にしんどい
現場仕事から施工管理に転職して、パソコンにも詳しくなかった俺でも、まずはこの2つのマクロだけで十分効果が出た。難しく考えず、今日この記事のコードを1つ貼ってみてほしい。
俺が実際に使ったガジェットは楽天ルームにも置いている。
【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の投資・金融商品・サービスへの勧誘を目的としたものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。また、記事内の情報は執筆時点のものであり、将来の結果を保証するものではありません。


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