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「さく乳器って、いつまで使うものなんだろう」——退院直後は「ないと詰む」と思っていたのに、今は正直そこまで使っていない。この記事では、なぜ買って正解だったのか、そしてなぜ今は使用頻度が落ちたのか、その理由まで含めて全部書く。乳腺炎になりかけた3ヶ月間を実際に経験した、弱小電気工事士パパの本音だ。
退院後の嫁が「乳腺炎になりかけた」話
息子が生まれて、退院してから3日目の夜だった。嫁が布団の中でうずくまっていた。
産院での授乳練習は病院にいる間はうまくいっていた。だが退院して1人になった途端、状況が変わった。
息子はまだうまく吸えず、母乳はどんどん溜まる。飲みきれなかった分が乳腺に残り、炎症を起こすのが乳腺炎だ。「様子見」でいい状況ではないと産院で言われ、助産師さんから「さく乳器で搾り出してください」とアドバイスをもらった。そのまま楽天で検索して、翌日届いたのがピジョンのHandyFit+だった。
電動さく乳器をパパが選ぶなら「この3つ」で判断する
弱小電気工事士の俺には機器の細かいスペックはわからない。だが育児グッズを選ぶ軸は育児グッズ選びの失敗記事で書いた通り、「夜中2時に一人で使えるか」だ。さく乳器もその軸で判断した。
✅ 判断軸①|コードレスかどうかはマスト
充電式を毎回コードに繋いで使う運用は、実際にやってみると詰む。夜中コンセントを探して手探りするしかないし、コードを常時挿しっぱなしにすると照明を点けたままになり、寝ている息子を起こすリスクがある。コードに足を引っかけて転倒する危険もある。だからコードレスは絶対条件だった。
✅ 判断軸②|吸引レベルを細かく調整できるか
産後すぐは乳頭が敏感になっている。強すぎると痛くて使えない、弱すぎると搾れない。ピジョンHandyFit+は吸引レベルが9段階。嫁が自分の感覚に合わせて調整できた。
✅ 判断軸③|洗浄パーツが少ないか
手動タイプは疲れるし時間もかかる。特に寝ている息子の隣で搾乳するには体力がいる。電動ならボタン一つで両手が空く。それだけで深夜の負担がまるで違った。
実際に使って気づいた「知れなかった気づき」
使い始めてしばらくして、投資本にも育児本にも書いていない現実にぶつかった。
💡 知れなかった気づき|「張る」と「飲む」は連動しない時期がある
生後2.5ヶ月ぐらいまで、うちは毎日この状態だった。授乳を始めても、息子は途中で寝落ちしてしまう。嫁は「起きてー、起きてー」と何度も声をかけていたが、それでも飲みきらない。胸は張って痛いのに、赤ちゃんは飲まない。だから搾乳して哺乳瓶に保存し、結局飲まずに捨てる、という繰り返しが続いた。
俺は当初「ホルモンバランスの影響で急に飲まなくなる」と理解していたが、これはあくまで俺自身の解釈で、医学的に確認した話ではない。実際に嫁に聞いても「そんなの知らない」という反応だった。断定はできないが、赤ちゃん側の眠気・満腹感のタイミングのズレが原因だったのは間違いない。
「出るのに飲まない」時期があることを知らずにさく乳器を買うと、「こんなに搾っても無駄になるなら意味ないのでは」と思ってしまう。だが実際は逆で、この時期こそ張りを逃がす手段がないと乳腺炎まで一直線だ。搾って捨てることになっても、それは無駄ではなく「詰まらせないための必要コスト」だった。
いつまで必要?使わなくなった今だから言えること
今は生後3ヶ月目に入り、正直そこまで頻繁には使っていない。胸の張りも落ち着いてきた。だからといって「もう不要」とは言わない。次の判断基準で見てほしい。
✅ 完全母乳のママ → 買うべき。張りと乳腺炎リスクが最も高い
✅ 母乳+ミルクの混合ママ → あってもいい。使う頻度は個人差が大きい
✅ 「痛くなるかも」と少しでも思ったママ → 買っておいて損はない
うちの場合、生後2.5ヶ月を過ぎてから張りが落ち着き、今は夜寝る前にあえて搾乳したり、長時間の外出前に先に搾って保冷して持ち出す、という使い方に変わった。そして嫁は「歯が生えてきたら授乳のたびに痛くなるから、そのタイミングでまた搾乳を再開しようと思う」と話している。つまり、さく乳器は「産後すぐ限定の道具」ではなく、母乳育児を続ける限り断続的に必要になる道具だった。
正直に書くと、搾乳して保存した母乳を結局飲まずに捨てた回数はかなり多い。冷蔵庫に貯まる一方で、無駄にしている感覚に嫁がしんどくなっていた時期もあった。ここは買う前に知っておいてほしいデメリットだ。一方で、新生児期に一度170ml飲みきったときは正直驚いた。張っていたから出し切っただけなのに、そのあと特大のゲップをして、それはそれで可愛かった。
ピジョン HandyFit+ の使い心地|パパ目線で正直に書く
俺自身が使うわけじゃない。でも、横で見ていてわかることがある。
| 項目 | HandyFit+の実態 |
|---|---|
| 動作音 | 深夜の使用でも気になるレベルではない |
| 充電 | USB-C充電・フル充電で複数回使用可能 |
| 吸引レベル | 9段階・産後すぐの敏感な時期でも調整できた |
| 洗浄 | パーツ少なめ・煮沸消毒対応 |
| サイズ | 手のひらサイズ・どこでも使える |
| 価格 | 8,910円(税込) |
実際に届いた箱がこれだ。搾乳量の目安になる160mlの目盛りボトル付きで、コンパクトさは想像以上だった。
Q.
手動のさく乳器と電動、結局どっちがいいですか?
A.
深夜・産後すぐ・頻繁に使うなら電動一択だ。手動は「たまに使う」「出先で1回だけ」という状況向き。乳腺炎のリスクがあるような胸の張りが強い時期は、電動の吸引力と時間効率は別格だった。
Q.
搾乳した母乳を子供が飲まなかったら、どうしたらいいですか?
A.
うちも何度も捨てた。だが搾乳の目的は「飲ませること」だけじゃない。張りを逃がして乳腺炎を防ぐこと自体に価値がある。飲まれなかった分は無駄ではなく、詰まらせないための必要コストだと割り切っていい。
ピジョン HandyFit+ はここで買った
楽天市場で購入した。送料無料・翌日着で届いたのがありがたかった。産後はとにかく「今すぐ必要」が連発するので、配送速度は重要だと思っている。

真夏は授乳・搾乳の道具と一緒に、保冷剤や保冷バッグが手放せない季節だ。持ち出した母乳を炎天下で傷ませないための備えも、地味だが大事な準備の一つだと思う。
俺が実際に買って使ってるものだけ楽天ルームに置いてる。スペック比較じゃなくて体験で選んでるから、気になる人は覗いてみてほしい。
まとめ|電動さく乳器は「嫁を守る8000円」だった
産後の胸の張りと乳腺炎リスクは、「まあ大丈夫だろう」で放置してはいけない。俺はそれを退院後3日で学んだ。
✅ コードレス・9段階吸引・パーツ少なめの3条件で選べば失敗しない
✅ 「張る」のに「飲まない」時期があることを知っておくと焦らない
✅ 生後2.5ヶ月ごろから使用頻度は自然と落ちる(個人差あり)
✅ 歯が生えるタイミングでまた出番が来ることが多い
✅ 完母のママは特に、買っておいて損はない道具
育児グッズの選び方全体が気になる人は、パパ目線で厳選した育児グッズの記事も読んでみてほしい。
一条工務店の5000万円ローンを抱えながら育児をしている俺たちの家計の話は、この記事で書いている。


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