変動金利が上がったとき、俺は真っ先に「全国保証」の株価チャートを調べていた。
繰り上げ返済の計算でも、嫁への相談でもなかった。金利が上がるなら、それで儲かる側に乗れないかと考えた——弱小電気工事士の、情けない第一反応だ。
でもこの反応が、今日の記事の入口になる。
利上げ発表の日、俺には何もできなかった
正直に言う。どう足掻いても、決まったことは変わらない。
金利上昇局面で強い銘柄を調べる。全国保証、銀行株、保証会社——検索しながら、自分でも笑えてきた。
借りてる側なのに、貸してる側の銘柄を調べている。でもその行動の根っこには、恐怖じゃなくて一種の覚悟があったと思う。
⚠️ 「金利が上がったら繰り上げ返済を増やせばいい」——その発想が、実は一番危険かもしれない。その理由をこの記事に書く。
繰り上げ返済に全振りすると何が起きるか
俺の親が今まさにそれをやっている。毎月5,000円、ボーナスのたびにローンへ追加返済。
気持ちはわかる。ローンが減る安心感は本物だ。でも俺は何も言えなかった。言える立場でもなかった。
「負債が減った安心」と「キャッシュが増え続ける安心」は、まったく別物だ。
繰り上げ返済で手元の現金を全部ローンに突っ込んだとする。残るのは「残高が少し減った事実」だけだ。
毎月の給料だけが命綱の状態で、もし体を壊したら、仕事を失ったら——その瞬間に詰む。
「返した安心」は、キャッシュフローが止まった瞬間に崩れる。

金利が上がるほど、配当が必要になるという逆転の発想
これが俺の結論だ。難しい話じゃない。
💡 知れなかった気づき:金利上昇 → 月々の返済負担が増える → だからこそ「給料以外のキャッシュライン」が必要になる。金利が上がるから投資を止めるのではなく、金利が上がるから投資を加速する理由になる。
繰り上げ返済に全力を注いでも、増えるのは「負債が減った数字」だけだ。
でも配当株を持ち続ければ、金利がどう動いても「入ってくるキャッシュ」は止まらない。
ローンの圧迫を給料だけで受け止めるから怖い。配当というもう一本の水道管を作っておけば、金利が上がっても「流れ」は止まらない——俺はそう考えている。
初めて配当金が入った日のこと
最初に配当の入金通知が来たのは、オリックスかコカ・コーラ(アメリカ)だったと思う。
金額は、数十円だった。
笑えるかもしれない。でも俺は本当に嬉しかった。「お金がお金を産む」——それまで概念だったものが、数十円で現実になった瞬間だった。
その感覚が積み重なるごとに、5000万円のローンへの恐怖が「管理できる問題」に変わっていった。
ただ正直に言う。今の俺の配当は月換算でまだ1万円だ。毎月の返済12万円に対して、全然追いついていない。
それでも投資を止めない理由、そして「金利が1%上がったとき配当がどれだけ返済を和らげるか」の実際の数字——それをnoteに全部書いた。
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最終支払利息が「微々たるもの」だと気づいた日
実は俺、繰り上げ返済を一度ちゃんと計算したことがある。
5000万円・50年。毎月少しずつ繰り上げ返済を続けたとき、最終的に減る利息はいくらか——その数字を見たとき、正直拍子抜けした。
⚠️ ここが多くの人が見落とすポイントだ。「繰り上げ返済の効果」を実際に計算した人と、していない人では、判断がまったく変わる。計算の手順と俺が出した結論はnoteで全部書いた。
一度払ったお金は返ってこない。でも運用に回せば育ち続ける可能性がある。
その事実に気づいてから、iDeCoの節税枠の使い方や積立NISAとの組み合わせ方も含めて、俺なりの設計が見えてきた。
ただ「どう設計するか」の手順は、ブログに書ける内容じゃない。

金利上昇に対応する「家計の設計」を俺はこう考えている
俺の今の投資の内訳は、積立NISAに3万円、残りを高配当株に回している。
積立NISAの数字が膨れても、今日の晩ご飯は豪華にならない。だから高配当株の配当で「今のキャッシュ」を手元に引き寄せる設計だ。
✅ 高配当株を選ぶ俺の基準(概要)
✅ 配当利回り3%以上
✅ 配当性向40〜50%(高すぎると継続できない)
✅ 連続増配または安定配当の実績あり
✅ 自己資本比率40%以上
ただし「この基準でどう銘柄を絞り込むか」「積立NISAとの比率をどう設計するか」——その判断フローと計算の手順は、ブログには書かない。
弱小電気工事士が1年かけて試行錯誤した設計図を、全部noteに置いてある。
Q.
金利が上がったら投資より繰り上げ返済を優先すべきでは?
A.
繰り上げ返済が有利かどうかは「最終支払利息と運用リターンの比較」で決まる。俺が実際に計算した結果と判断の経緯は、noteの有料エリアに全部書いた。計算せずに判断するのが一番もったいない。
現場仕事の残業1回分にも満たない金額で、俺が1年かけて気づいたことが全部手に入る。
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まとめ:ローンへの恐怖は、配当で「管理できる問題」に変わる
変動金利の上昇は、止められない。
でも「だから投資を止める」は、俺の選択肢にない。
金利が上がる → 返済負担が増える → だからこそ、配当という別のキャッシュラインが必要になる。この流れを理解した瞬間、ローンは「恐怖」から「前提条件」に変わる。
数十円の配当から始まった俺が、今も高配当株を買い続ける理由はそこにある。
家族を守るのは、繰り上げ返済じゃなくてキャッシュフローだ。

配当金ゼロ期の地獄と、そこから抜け出すまでの話はこちらのnoteに書いた。
【免責事項】本記事は情報提供を目的としており、特定の投資・金融商品・サービスへの勧誘を目的としたものではありません。投資にはリスクが伴います。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。また、記事内の情報は執筆時点のものであり、将来の結果を保証するものではありません。




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